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2009年11月 7日 (土)

免許証ICチップ

運転免許証の更新に行った。都心にある警視庁の免許更新センターでごく簡単な手続きと、30分ばかりの安全講習なのだが、今回から免許更新にあたり暗証番号を設定して下さいと説明がある。なんでもプライバシー保護の為に本籍地を免許に印刷せず、ICチップにして新しい免許証に埋め込むので、そのPIN(個人認証番号)が必要らしい。仮にその暗証番号をスキミングされて読み取られたら、もし一緒に銀行のATMカードやクレジットカードを所持していた際、それらの暗証番号も類推されてしまうのではないかと、こういう面ではひどく用心深い私は係員に質問すると、「 なるべく金融機関の暗証番号などとは別にして下さい 」との事で、これでまた暗証番号が一つ増えてしまうわけである。

本籍地やプライバシーの問題と云うのは、所謂、差別の問題からきているのであろうが、東京で人生の大半を過ごした私などには、まったくわからない領域の事である。現在のわが国では、住所変更の自由はもちろん、本籍地をどこに定めるかも自由で、事実、私はこれまで引越しに伴って本籍地を変更した事もあるし、次に変えるとすれば千代田区千代田(皇居)、千代田区丸の内1-9-1(東京駅)とか、文京区後楽1-3-61(東京ドーム)などではどうだろう、はたまた竹島や尖閣諸島などにしてやろうかと考えている位である。ごく簡単な手続きで本籍地などは変えられるのに、なぜそんなに問題になるのかどうもピンと来ないので、本籍地のみが空欄になった新しい免許証を見ると何だか気が抜けてくる。

それにしても、金融機関を始め役所などプライバシー保護や個人情報保護の機運が広まるのは、それはそれで意味のある事であろうし、現に学校や職場の名簿を利用した怪しげな勧誘が減ったりした良い面もあるのも実感できる。しかし父の死亡に伴って金融機関と話をすると本人確認の為に過剰とも思える手間ひまやコストがかかったり、卑近な例では、ちょっとある人にお礼状を自宅に出そうとして、相手の職場の人に住所を聞こうとすると、教えられませんと言われたり、もう少し「人を見てものを言え」と叫びたくなる事がママあるのも事実。金融機関に勤める妻に言わせれば、個人情報保護法などは”天下の悪法”と手厳しい。社会のある部分の保護の為に、全体として大きな不便を蒙ったり、莫大なコストがかかりつつある現状が、今後どこまでエスカレートしていくのだろうか? 年齢と共に頭が呆けていくと、もうこれ以上暗証番号など覚えられそうもないのだが・・・・・。

Bulkcarrier 2009-11-07 23:30:31
ぽんぽこりんさん

コメントありがとうございます。それぞれ事情があるにせよ、暗証番号を幾つも準備していないと生きていけないとは、変な世の中になったものですね。昔は会社の入り口はフリーパスで、一旦会社に入ったら盗難だとか犯罪というものから隔絶された世界だった様に思います。それに銀行の女子行員が毎日職場に来て、お金を引き出してきてくれたり入金してくれたりしていました。そんな世界と今の世界は、どちらが暮らし易いのか進歩しているのか時々考えさせられます。


ぽんぽこりん 2009-11-07 20:32:21
ご無沙汰しています。
たびたび遊びに来させていただいておりますが、コメントは久しぶりになってしましました。
個人情報保護の名のもとに、随分と不合理な世の中になってしまったものだと、私も思っておりました。
それとは別に暗証番号については、最近目に見えて衰えている我が脳みそのお陰で、設定した本人で
ありながら「暗証番号何だっけ??」などという状態。
他人がなりすますどころか、正真正銘の本人ながら不審者扱いになってしまうことが珍しくないという悲しい現実に身を置く事があります。
とっても悲しい思いのうちを誰に伝えていいものやら・・・。 とほほ です。

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