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2009年11月11日 (水)

羽田空港国際化

民主党政権になって、どうかと思う事が多いが、そんな中でも数少ない拍手できる政策は、羽田空港の国際空港ハブ化計画である。今まで色々な経緯があったにせよ、成田が国際線で羽田が国内線などと云う仕切りは、政治や行政が勝手に決めた事で、千葉や茨城の人が国内線に乗る場合や、東京西部や神奈川から国際線に乗る場合の利便性からは、この問題がまったく語られなかったのは実に不思議であった。やっと供給する側の論理から使用する側の視点にホンの少し政策が切り替わったのだろうか。

さてハブ空港化大いに結構で、日本の空港もインチョンや上海、チャンギエアーポートなどと大いに競争して欲しいものだが、ハブ空港の本家アメリカでは、近年滑走路の混雑が大きな問題になっていたのも事実である。大きなハブ空港では離陸待ちの飛行機が誘導路で列をなし、甚だしい場合は乗客はゲートを離れてから離陸するまで機内で1時間も2時間も待たされていると報道されていた。ビールなど飲んで搭乗しトイレに行きたくなった乗客などは、この間どうしたのだろうと他国の事ながら心配になる。

アメリカン航空のダラス・フォートワースや、デルタのアトランタなど巨大ハブ空港では、フライト便数の多さの為に予定していたゲートがしばしば変わって、私も荷物を持ってあっちこっち駈けずり廻った経験があるし、国際線の入国審査が1時間以上かかる事も多々あった。数年前、仕事の関係でシカゴ・オヘア空港で乗り換える事がよくあったが、我々は入国審査で時間がかかる事を見越して、乗り換えまでターミナル内の名物ステーキ屋で一杯やって行く予定にして、余裕時間をたっぷりとったものである。しかし旅行社や航空会社の案内通り、標準的な乗換え時間で次の便のチケットを持っている人達は、一向に進まない長蛇の列にひどく焦っていて、気の毒だなあと思ってみていた思い出がある。

今日のAPニュースを聞いていると、昨年からのリセッションと燃料油高騰で米国内のフライトの総数は減っているもの、最近では86%パーセントの飛行機は定時に飛ぶ様になって大分改善されたと報じている。しかしその中で特にオン・タイムに飛ぶエアーラインは、ハワイアン、アラスカ、サウスウエストなどハブを利用するメガ・エアーラインでない点が興味を引く。ハブ化はラッシュ時間には異常に混雑するし、ハブ空港のある地域で天候異常などが起きると玉突き式に多くの地域のフライトに影響が出るなど、必ずしもメリットばかりでないのも事実。どうか羽田・成田のハブ化は、米国式の荒っぽいやり方でなく、アジア的な余裕ときめ細かなサービスが伴ったものにして、利便性と快適さを高めて欲しいものだ。

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