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2009年10月21日 (水)

皇居ランの問題点

我々夫婦のホームコースである皇居のランニングがいまブームである。随分走っている人が増えたねと妻と話していたところ、「この2年で3~4倍」「東京マラソンがきっかけ」(本日付け日経新聞『皇居ランブーム』)だそうだ。以前は、ランナーたちは桜田門にある洗面所や近所の銭湯などで着替えていたのが、最近ではロッカーを用意した近くのスポーツクラブやスポーツ店も多く、さらにホテルも皇居ランナー向けの宿泊プランを開始したとの事で、こうなればジョッギングもビジネスになる。先日は、東京出張のついでに話題の皇居コースを走っていこうとするのだろうか、背広姿のサラリーマンからコースの様子を聞かれた。

たしかに、皇居のまわり一周5キロの歩道は信号がなく、適度な起伏やお堀の景色を楽しめ、警官が多いので治安も良好。夜間や休日は都心も排気ガスが減るのでなかなか走りやすいコースである。しかし一部には歩道が狭くなっている箇所もあり、ランナーも増えたので、私はいつか歩行者とランナーの接触事故が起きるのではないかと危惧している。休日にはこのコースを使って、レースや駅伝大会なども開催されるのだが、速いランナーは時速15キロから20キロで走って記録や順番を求めているから、乳母グルマやそぞろ歩きの観光客と安全に歩道を共有できるかという疑問が起きる。私も一周20分くらいで走る際は、歩行者優先という事が判っていても、ついつい人と人の間をすりぬけようとしてヒヤリとする事がある。

そこで先日、環境省の職員が桜田門の広場を巡回していたので、私の心配をぶつけて話してみた。特に大手町・大手門付近や、竹橋から乾門にかけては内外の観光客も多いので危ないし、千鳥ヶ淵近辺は歩道が狭すぎるので、歩道を広げるなり注意を呼びかけるなりした方が良いのではないかと、その職員に質問すると、そうなのだが予算もないのでと云う趣旨の返答。何でも桜田門前の広場は環境省管轄なのだが、道路は国交省やら東京都など様々な行政の管理で、環境省だけで歩道の拡幅などできない様である。趣味で走っている人達の為に予算を使って歩道を広げよ、と云うのもなかなかおこがましい要求だと云う事は承知だが、休日にもなれば数千人にも上ろうというランナーが走る歩道である。せめてごく狭い一部の歩道を拡幅し、ランニングコースと歩行者の安全の為に両者を分離するなどは大した費用はかからない。一日に耕運機が数台通る様な農道を整備する位なら、環境省でも国交省でも良いから皇居の廻りの歩道の整備をして欲しいと願うのである。

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