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2009年9月25日 (金)

クルーズとダンス

客船と云えば優雅なダンスである。なので日本のクルーズ船に乗るたびに昼に開かれる社交ダンス教室に通っている。おかげで初歩の初歩のステップはどうにか踏めるようになり、ダンス教室だけでなく、夜のダンス会場にもこわごわと顔を出して見るのであるが、こちらは独特な雰囲気でどうも敷居が高い。

会場は毎晩同じ様な顔ぶれが揃い、揃って皆さんマイダンスシューズ持参、正統派の社交ダンスを踊っている。適当にステップを踏んでいる人達や、ただ抱き合っている様なカップル、ゴーゴーをする人などはほとんどいないので、ダンスに少し興味があって会場を覗きに入ってきた人達も、遠巻きに眺めているだけで、そそくさと帰ってしまう。妻は「あなたの踊りなど誰も注目してないんだから、習ったステップを練習してみましょう」と後ろから飛び蹴りを加えて、ダンス会場に私を引っ張り出そうとするのであるが、自分の得意な分野でしか勝負しようとしない、見栄っ張りで気の弱い私は、どうにも夜のフロアーに出るのを躊躇してしまう。

外国船では適当にダンスをする人や、体をただリズムに乗せて楽しんでいる人など、いろいろな組がダンスフロアーに混在するのだが、どうも日本船では、正統派ダンス以外の”ダンス”というのは存在していないかの様でもある。丁度、明治時代に日本にベースボールが入って来た時、体育操練教育の一環としてベースボールが採り入れられ、”野球道”などと云う本場とは違った形で普及した事を髣髴とさせるが、どうも日本は外来の文化が入ってくると、それで「 楽しく遊ぶ 」事より「 正しく習う 」事に行きがちなのだろうか。

船上の社交ダンスは大いに魅力的で、私も「正しい」ダンスを早く身につけて格好良く踊りたいのであるが、毎夜毎夜、敷居の高い正統派社交ダンスだけでなく、合間にカントリーダンス(ラインダンス)やフォークダンス、はたまた皆で盆踊りなどを楽しみつつ日本のクルーズ船独自の”ダンスタイム”を盛り上げていったら、遠巻きに眺める人達も輪に加われるのになあ、といつも思うのである。

”ぱしふぃっくびいなす”のダンス教室
20090925

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