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2009年8月11日 (火)

ブルーマウンテンうなぎ蒲焼

ネットサーフィンをしていたら、市販うなぎ蒲焼の美味しい食べ方という動画付きコラムに目が留まる。そういえば土用の候になると、「うなぎ、うなぎ」と騒ぐ妻も、今年はゴールデンウイークに南千住「尾花」のうなぎに連れて行ったら、その後はうなぎの”う”の字も言わない。なんでもあの分厚い尾花のうなぎが、これでもかこれでもかと出てきたから、3年位はスーパーで蒲焼パックを見るだけで、ゲップが出てきそうだと言っている。(5月6日にアップの通り)

そういう私は、かつてサラリーマンだった頃、昼の会議のお弁当が、幕の内弁当・ちらし・うな重の三大ローテーションで正直うなぎに辟易としていた時代もあったのだが、最近は昼の会議など皆無。妻のうなぎ渇望の声も今年は「尾花」以来ないので、うな重がそろそろ懐かしくなっていた処である。

さてネットのコラムによれば、市販のうなぎ蒲焼両面に、インスタントコーヒーの粉を小匙半分ほど振りかけてチンせよ、との事である。何でもコーヒーの粉には豆を炒り込んだ香ばしさが凝縮されているので、これをまぶしてチンする事でぐんと炭焼き風の香りが引き立ち、お店で焼いたうなぎそっくりの風味になるとある。

パソコンを見ている内によだれが出そうになり、さっそく仕事の帰りに近所のスーパーに立ち寄り1000円以上もする国産うなぎ蒲焼パックを購入。帰宅するやいなやネットの情報通り、インスタントコーヒーを両面にまぶして、規定の時間チンをしてみた。ところが、ところが・・・・・・である。電子レンジから取り出したうなぎ蒲焼は、両面が黒いコーヒー色にそまり、炭焼き風に香ばしいのは醤油だれではなく、コーヒーの香りだけがあたり一体に漂っているのである。折りしも帰宅した妻は、ブルーマウンテン風うなぎ蒲焼に絶句し「一体何を作っているの」と傍らでのけぞっている。

「いやネットで見た通り」などと弁解して、ポータルサイトのそのコラムを妻に見せようとするが、その部分はすでに過去のものとなって、再検索にも手間がかかりそう。何か悪い夢でも見たんじゃないのとでも言いたそうな妻を横目に、黒ずんだ”うなぎブルーマウンテン”を意地になって「うまい、うまい」と平らげたのだが、味はやっぱりコーヒーの風味、せっかく高いパックを奮発したのにもったいなかったと後悔の念しきりである。きっと小匙半分と云う指示を多く振り掛けすぎてしまったのだろうが、「人の言う事は聞きすぎて悪し、聞かなくて悪し」と云う昔からの言葉を思い出したのであった。
20090810

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