« 駅前演説 | トップページ | 人生相談 »

2009年8月 2日 (日)

ああ、やってしまった

遠い親戚に呼び出されて、昨日は夕方5時半から居酒屋で妻や妻の母と飲んだ。メニューを見るとビール以外は日本酒しかなく、ちょっと嫌な予感がしていた。濃さを調整できる焼酎や、ゆっくり飲めるワインと違って、日本酒はどうしてもピッチが早くなりがちで、案の定食事と共にビールの他日本酒を3~4合飲んでしまったようだ。

最近は外で飲む機会も減ったし、仲間と飲めばもほとんど皆が第2の職場に入っていて、夕方6時前から飲み始めると夜も8時頃にはお開きだし、飲むのも気心が知れた同士、マイペースと自分のキャパシティ内でゆったり飲むのが普通なのだが、昨日はすきっ腹に最初から飲みすぎたか。1軒目でアルコールもお腹も充分だったが、おつきあいでしぶしぶ2軒目のバーに入った時はある程度、酔っていた様だ。

さて時計は夜11時を廻っても、年配の親戚の男性は、まだ飲み足りない様子。私はかなりの酔いと疲れで眠気をこらえていたが、彼は興に乗って好調になっている様である。同席の妻の母や妻もそろそろ帰りたいそぶりなのだが、酔っ払いの常、これを飲んでからにしようとなかなか尻をあげない。

こういう際は強めに帰路を促す方が効果的と思っていたので、私は「そろそろ帰りませんか?」とやや強く彼に勧めた【つもり】だったのだがが、後で妻に聞くと「もう(飲むのも)良いだろう」とけんか腰で言ったらしい。水をさされた相手は「最後まで飲め」と気色ばんで返した様だが「もう皆帰りたがっている」「ずいぶん偉そうだね、年をとっているとえらいのかね」と言わなくても良い科白を私は吐いてしまった様である。それまでの会話の中で、お年寄りがよくする「自分の業界の話」や「若いものが中途半端」と言う話を聞かされていたから、どうもそのあたりで私はプッツンしてしまったらしい。で数言、言葉を交わして「じゃあ先に帰りますわ、サヨウナラ」と怒って、妻らを置いて店を出てしまったのは我ながら大人気ない。

時々感じるのだが、体調やアルコール濃度によって、私は言葉が感情的・攻撃的になる事があるらしい。単に「帰りませんか」と言いたかっただけで、会話は適当にうっちゃっと置けば良いものを、【つもり】と【実際に口に出した言葉】は相当トーンが違うようである。アルコールのせいにしたくはない、こういう処で適当に会話を合わせるなり寝てしまうなり、外の空気を吸うなりして感情的にならずに処せる様に気をつけねばならない、と肝に銘じたのであった。

何歳になっても性格の至らない部分は陶冶する努力をしたいと思うのだが、思わぬ処から伏兵の様な状況が訪れて、それに対して自分がどう対処していくのか、どう働きかけて行くのか心の器量の大きさが問われている様だ。若い時なら会社に行って「昨日は酔って言い過ぎました。すみませんでした」で済んだ事も、年をとると誠に大人気ない行為として見えるだろう。幾つになっても未熟な自分とキャパの小さい心に嫌気がさしている日曜日の朝である。

« 駅前演説 | トップページ | 人生相談 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 駅前演説 | トップページ | 人生相談 »

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ