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2009年7月21日 (火)

いつでもアホでおりなはれ

20090721
外国の観光地などに行くと人生訓やちょっとウイットに富んだ小話などを書いたステッカーなどが店の片隅で売られていたりする。例えば、"Rule 1: The boss is always right. / Rule 2: When boss is wrong refer to rule 1."だったりboss がthe wifeに変わっていたりする例のものだが、同行者がみやげものをあれこれ見ている間、私はそんな寓話(fables)の中で簡単そうなのを見つけては「うまい事言うもんだな」と感心しながら、にやにや時間をよくつぶしている。

さて国内でも、人生訓を書いた様なおみやげ品が所々で売られているが、ユーモアというよりは、演歌調だったり暴走族風だったりで、ちょっと家に置いたり人前で出したりするのが気恥ずかしいものばかり。そんな土産はこれまで買った事もなかったが、先月、南紀新宮に行った際にみやげ物屋の店頭に、ちょっと目に留まった日本手ぬぐいがぶら下がっているのを見つけた。

印刷された文句は
”憎まれ口に泣き言に人の陰口 ぐち言わず他人のことはほめなはれ いつでもアホでおりなはれ”
”若いものには花もたせ 一歩さがっておることやいずれお世話になる身なら いつも感謝を忘れずに・・・”
”自慢話にわしらの時はなんて鼻もちならぬ忌言葉”
”ええ年寄りになりなはれ”  などなど

うーん、年寄りと呼ばれるのはまだ少し早いが、これは名言、まさに自分へのいましめの言葉だと直感したのだが、さすがにこんな手ぬぐいを買うには気がひけて、横目でにらみつつその場は通りすぎたのであった。

ところが、先週、北海道旅行で網走の原生花苑のドライブインに立ち寄ると、同じ手拭が売られているのを発見。特に自分へのみやげ物などを買う気はなかったし、北海道みやげでない事は明白なのだが、もしここで買いそびれたら二度とこの手拭には出会わないかもしれない、”思いたったが吉日”と決心して1000円ほどの手ぬぐいを買ったのである。

馬齢を重ねるに連れ、若い頃より、自分の至らなさや我が儘さを少しは自覚出来るようになって来たものの、”三つ子の魂百まで”、なかなか持って生まれた業からは解き放たれない。そんな自分に嫌気がさす事もあり、時々この手ぬぐいに印刷された句を思い出したりしている。それにしてもこんな”じじくさい手ぬぐい”一体どこに置いておこうか、とても家には置いておけないので、事務所のトイレにでも下げておくかと思案している毎日である。でも事務所の相棒は嫌がるだろうな。

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