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2009年6月 4日 (木)

REDHOOK

20090603
ベルギービールやらブルスケッタを出すレストランが近所に開店したので行ってみた。お薦めのベルギービールを飲みつつ、さて2杯目は何を飲もうかと、世界のビールが書かれているメニューを眺めていると、REDHOOKと云う懐かしい名前が目に入る。REDHOOKはシアトル郊外WOODENVILLEという町の小さなブルワリーで作られるビールで、ペ-ルエールというのだろうか、濃いあめ色の液体,、苦めでコクのある味、ワインならフル・ボディのビールである。

私がシアトルに赴任した頃は、RAINIER BEERと云う地元のビールがどこでも売られていてそれを飲んでいたのだが、ある日シーフードのレストランでアメリカ人にREDHOOKを薦められて飲んだところ、渋く重い味が美味しかったのが最初のREDHOOKとの出会いである。夏のアメリカのカラッとした気候には、バド・ワイザー系の軽いRAINIER BEERが飲みやすいのだが、長く陰鬱な曇り空が続く米国北西岸(NOPAC)の 冬場は、特産の海産物を肴にキュッと冷えたペールエール系のREDHOOKが料理に合う事を発見してやみつきになった。

REDHOOKを良く飲んだもう一つの理由が運転である。アメリカの公共輸送機関は誠に不便で、通勤をもとより移動は原則クルマなのは周知の事。ところがその昔の駐在員のドライブにまつわる武勇伝とは違い、当時でも酒飲み運転に対する罰則が大変厳しくなっていた。運転免許書の教本には、体重130ポンド(60キロ)の人間が一時間に飲んで運転して良い目安として、ビール小瓶1本かワイングラス1杯とある。駐在員仲間の酒酔い運転での逮捕・獄中体験などを聞くにつけ、酒量には注意をしようと思ったのだが、そこはそれ、飲み始ればそう教本通り飲んではいられない。そんな時はぶがぶ飲んでしまうライト系ビールでなく、苦味をゆっくり味わうREDHOOKで料理を楽しみつつ、ゆっくり飲むのが安全で楽しい飲み方なのであった。 

さて久々に我が家の近所で飲んだREDHOOK、メーカーはあの当時より味をマイルドに変えたのだろうか、はたまた太平洋を横断している内に新鮮さが少し後退したんだろうか、記憶の中のあのビターネスが少し薄れた感じの飲み応えである。もし当時このマイルドさであったなら、酒飲み運転の基準を超える程飲んでしまっていただろうなと感じたのであった。

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