ジャンケンで勝つ方法
何も無い週末は、朝遅く起きて新聞2紙をゆっくり読む。一通り目を通して日経土曜版を読むと 「ジャンケンで勝つ方法」というコラムがあり思わず目を留める。
ジャンケンで勝つ方法は、「最初はグー!」と掛け声をかけながらパーを出し「勝った勝った!」と叫び、あっけに取られる相手を尻目に一気に戦列を離れる、と言う事しかないかなどと思いながらにやにや読んで見ると、そこはさすが経済新聞、数学者の統計に基づく確率のデータが掲載されている。
手の構造上一番出しにくいのはチョキだそうで、緊張したり意気込んだりするとグーを人間は出し易いらしい。なので最初はパーを出すのが勝つ確率が高いそうである。でパーで引き分けた際、人間は同じ手を出すのは心理的抵抗があるので、違う手を出すことが多いと記事はここまで書いてある。
閑にまかせてその先を推論してみると・・・・・。まずパーで引き分けた相手は、同じ手を出すには抵抗あるそうなのでグーかチョキを出す事が多いから、相手がグーを出したとする場合→こちらがパーをだせば勝ち。もし相手がチョキを出した場合→こちらがグーをだせば勝ちと確率的にはパーかグーか選択肢が2つに分かれる。この時相手が手の構造上グーを出す確率が2度目でも高いと仮定すれば、こちらがパーを出すと勝ちで終わるが、仮にチョキを相手が選択すれば負けが決定してしまう。なのでリスクを避けるためには、初戦パーであいこの場合は2度目でグーをだせば、引き分けか勝つ確率が高いと言えるのではないだろうか。
結論を言えば、ジャンケンをする時は、直前に相手に何らかの心理的プレッシャーを与えておき、最初はパー、それであいこならグーを出すのが勝つ要素が高い様である。ただ相手もこの法則を知っていたり、あいこが二回続いた際などはどうすれば良いのだろう。そこまでは新聞にも書いてない。閑な人は良く考えて欲しい。
« 東京体育館陸上競技場 | トップページ | 東門 明 君の事 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 米国年金を受給 (米Social Security)(2023.09.08)
- 膀胱がん+前立腺がん治療記 (続・続)(2023.08.10)
- 第54回 都民と消防のふれあいコンサート(2023.07.25)
- さようなら 最後の日比谷の森 金曜コンサート(2023.07.01)
- ジジイ放談(マスク、区議選挙、ピッチクロック)(2023.04.20)
コメント