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2009年6月19日 (金)

雑餉隈

最近は一般誌でも鉄道が頻繁に特集される。そんな特集本の中に「駅名ドリル」なんてページがあり日本全国の難読駅名のクイズがあった。面白いので詳しく読んでると雑餉隈という懐かしい地名がある。福岡出身のタモリが良く引き合いに出す場所でザッショノクマと読む。雑餉と言う言葉はもともと供応の酒食の事を指したとか、ここらあたりは大宰府参拝客の飲食店が昔から多かった事からこの名がついたのだろうか。かつては国鉄の大きな車庫があったので、北九州や下関方面から「雑餉隈行き」電車が多かった為、子供の頃から良く知っていた地名であるが、いつの間にか「南福岡」などと味もそっけもない駅名になってしまい、今では西鉄電車に其の名が残るのみである。

取引先などによく福岡出身の人が居て「で、福岡の南の方のご出身だと雑餉隈の方ですか?」などと会話をすると、それまでビジネスライクだった相手が「どうしてそんなローカルの地名がわかるのですか?」と話が急に弾み始めたりする。そんな風に初対面の相手とのビジネスの際、近辺のローカル地名を織り交ぜたりすると相手も警戒心を緩めてくれる事が多い。

同様に地方でのビジネスや酒席で、手っ取り早く打ち解けるのは、高校野球の話題。「この町の高校は、何年か前にセンバツに出たけど、最近はどうなんですか」などと聞くと「東京の方なのに、なんで知ってるのですか、親戚でもいるのでは?」などと会話が俄然弾みだす。何の事はない、神宮球場の六大学野球観戦で選手紹介のアナウンスやメンバー表から、出身高校がいつの間にか頭に入るので、夏になると選手権大会の各県の予選で、そういう馴染みの高校を中心にチェックしておけば良いだけである。その学校が負けても対戦相手やベスト8くらいの大抵の様子を観ておけば、出張に行く可能性のある町の高校の勝ち進み方くらいは自然に頭にインプットされるのである。

「今、メイジの3年の○○君は、控えだけどブルペンで良い球投げてるね。彼はこの町の県立高校の出身らしいけど高校時代はどうでした?」「ワセダの新人に隣町の子がいるよね」などとちょっとツウらしい質問をすると、会話はドツボにはまった様に、その選手たちがその地方でいかに知られて人気者であったか、などを相手が説明してくれるものである。ここはプロに行った偉大な選手より、東京の大学へ期待されて出ていったまだ若い大学生選手あたりが会話もホットになる様である。

そんなこんなで、鉄道の駅名だとか野球の出身校などローカルの話題が、随分地方でのビジネスに役立ったものである。ただ酒席ではこんな話題で大いに盛り上がってみたものの、今思うとそれだけで終わってしまった商談も随分多かったのだが・・・・!。

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