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2009年5月26日 (火)

匂いのお話

毎朝、東京駅の地下街を通って事務所に向かう途中、スカーンと空気が抜けた様な妙にドライな感じがする一角がある。周囲を見ても特別なお店があるわけでもないのに、その辺りだけ丁度シアトルやポートランドの空港に降り立った時に感じる様な匂いがする。針葉樹林から立ち上る空気の軽さに似ていて、冷涼でドライな香りがするのである。いつも何に例えたら良いのか、不思議な感触を覚えつつ、その通路を抜けて行くのを密かな楽しみにしている。

匂いと言えば、調査によると、男性は女性がそばにいてもその匂いをほとんど感じないが、女性は男性の匂いをより敏感に感じ、ほとんどの場合をその匂いを不快だと思うと云う。匂いに関しては、ことほど男女で感じ方に差がある様である。

我が家でも、料理や石鹸、洗面など生活に密着している匂いについては、妻の方が圧倒的に敏感に感じる様だ。街角の食べ物屋の匂いは勿論、私がシャワーを浴びたか否か、衣服の汚れ具合など、なぜそんな事まで認識できるのかと思うほど彼女は鼻が利く。さきごろクルーズ船の大きなシアターで料理ショーを見た時などは、私たちはかなり後ろの方の座席に座っていたものの、遠くの舞台の料理の匂いが、はるか彼方のシートに座っていても判ると妻が言うのにびっくりしたものである。

反対に、花木や風・大気などから立ち上る自然の匂いについては、私の方が妻より鋭敏なようだ。道の先に咲いている花の匂いや、風に乗って来る微かな匂いなら、妻より私が先に認識している場合が多い。同じ東京育ちと言っても、私の育った場所は当時は郊外で、色々な樹木や畑に囲まれていたのに対し、妻は町中で育ったから生活の匂いに鋭敏なのかと思っているのだが、ひょっとすると遠い昔、狩猟をしてきた男性と、家事・育児を分担した女性の先天的な嗅覚の差なのかもしれない。

生活の匂いについては、こういう具合いに鈍感な私であるが、話は一転、海外に行く飛行機の席でじっとしていると、お腹にガスが溜まって困る事がよくある。飛行機の座席の下には活性炭などの匂い消しを、クッションと共に分厚く装着してくれると、いちいちトイレに立たなくて、放屁できるのにと考えているのは私だけであろうか?

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