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2009年5月22日 (金)

ランドバンク

元銀行マンの友人が、第2の人生でカナダのランド・バンクなる事業で仕事をしており、出資人(会員)を募る説明会を開くから聞いてくれという。先立つものもないし、眉に唾つけて聞かなければならないかもしれないが、彼とは永年のよしみなので行ってみた。以前彼からちらっと聞いた話では、アメリカで土地を買うらしいが、ちょっと前に流行った北海道の原野商法をふと思い出す。

都心の超一等地、眺め良い高層ビルの事務所での説明で判ったことは、

1.米国のアリゾナ、テキサスなどの人口が増加している場所の比較的安価な土地を出資金で買収する。
2.関係当局と調整を進めつつ、買い進めた土地の上に宅地造成プランを作成する。
3.土地と作成したプランをデベロッパーに売却して手仕舞い。実際の土木・建築には一切タッチしない。

売却額とその時期は、出資者の同意を得て行うが、今までの実績では北米36箇所での開発で出資金に対し年率20パーセント以上のリターンがあった。但し買収・調整・プラン作成に時間がかかるので、投資資金回収には5年から10年位かかる、との説明であった。その間は配当もなく資金は寝たままになっているので、短期的リターンを求める機関投資家には売れないのだと言う。

要は当面使う予定のない資金がある人向けに投資を求めるが、為替リスクはあり、また住宅産業が冷え込んでいる現在では、予定した金額や時期に売却できる保証は必ずしもなしという事らしい。まあ仮にプレゼンのデータに虚偽がないとして、サブ・プライム問題も数年でどうにかなるだろうし、不況にあえぐ産業への底値の投資は魅力的ではあるだろうなどと言う考えがちらと頭をかすめる。

「しかし事業概要は何となく判ったが、何とも夢の様な話だよな、本当かね?」と疑い深い私が質問すると、「男は大体話はわかったと言うが結局何もしない、なので奥さんに来てもらうと話が早い、それと若者は金を借りてもやってみたいと反応は良い」と彼は言う。この不況を一掃するのは、中年のおじさんの発想でなく、女性や若者の元気が必要なのかもしれない。

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