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2009年5月11日 (月)

魚串と食欲

最近妻と二人、体重が僅かばかり増加傾向で、皇居の廻りを走る記録も今ひとつさえない。なのであと1キロ~2キロは減量しようと云う事で、二人で無駄なものは買わない、食べないと誓って、近所のスーパーに夕食の買い物に出た。

そうして商店街に入った途端、あるお店の前に列が出来ているのが目に入る。良く見ると魚串専門の店の新規開店プロモーションで、『 北海道直送ししゃも串を1000尾分無料で配っています、どうぞ試食して下さい 』と盛んに呼び込みをやっている。現場で配られているチラシによると、焼き鳥のお魚版の様な食べ物で、最近は色々なお店が出来るものだと感心する。

と、その時、妻はまるで磁石に引き付けられる様に、ふらふらとその列の方へ歩いて行き 、気が付くと”ここが最後尾”と云う看板の前に立っているではないか。先ほどの誓いは一体何処へと「エー、ここに並ぶの?」と問うと「 いや、もともと小腹が空いていたので、焼き鳥屋の店頭で一本買って食べたいと思ってたから調度良いのよ、お金を払わなくてすむし、列もそう長くないじゃない 」ととても嬉しそうだ。こうなれば仕方ない、下手にこちらの意志を通して彼女の執念をパスさせると、今日一日何か言われそうなので、ここは我慢して付き合う事にする。で、結局ししゃもの焼き串(ただしオスで卵はなし)を一本づつゲットして商店街をぶらぶらスーパーに買い物に行ったのであった。

そうこうして買い物をすませ30分くらい後、帰り道に現場を通りかかると、まだししゃも串の無料配布をやっている。ふと見るとまた妻はまた匂いにひきつけられた様に試食の列の方に行きかけている。”無料”と言う事と”食べ物の誘惑”は”誓い”などを一蹴してしまうのだと驚きつつ、「さっき串は頂きました、ご馳走様でした~」と案内の店員に大声で叫んで機先を制し、うらめしそうな彼女の腕を引っ張ったのだった。「うーむ、このままでは減量はかなり難しいのかな 」と思わせた日曜の午後のひと時であった
20090510

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