人間ドック
今まで高輪の病院で行っていた日帰り人間ドックを、今年から自宅の近所の診療機関に代えた。高輪の病院も良かったのだが、朝ラッシュ時に朝食抜きの地下鉄で1時間もかかるのでちょっと辛かったのである。
さて今年初めて行ったその診療所では、朝から例によって採血されたりレントゲンを撮られたりしながら、11時過ぎに一応検査が終了した。ここまでは前の病院と大差はなく、以前はその後医師の問診があって午前中にドック終了というシステムだった。これまでは、節制しつつ迎えた検査であるから検査が終了したら即、近所のファミレスに行ってうんと体に悪そうなコレステロールや脂質で満ちた昼食を撮りつつ、生ビールの大ジョッキとともに数週間の節制の終了を高らかに一人祝うというのが、年に一回の検診日の昼食のお約束、結果は後日郵送されてくるのを待ったものである。
なので今年も11時過ぎに最終の検査を終了してホッと一段落、後は形ばかりの医師の問診で今年も終了か、などと思っていると、係りの女性が「お疲れ様でした、別室でゆっくり昼食を召し上がって下さい」と言うではないか。「え、ご飯もここで出るのですか?」と思わずビール飲みたさに落胆の声をだしてしまうのが私である。
ほどなく皆が通された小さな食堂には、近所の有名なお茶屋の結構高級そうな弁当が、立派なお重に入って並んでいるのにちょっとびっくり。ゆかりを振りかけたご飯にお惣菜も多彩、しかも弁当に着いた説明には、塩分・脂質などを控えたヘルシー食だと、いかにも人間ドックで供されるのに相応しい内容である。「うーん、ドックも毎年毎年、皆に来てもらうのに色々趣向を凝らしているのか」と感心する。
恒例のビール付き昼食の期待を、ヘルシー弁当に見事に削がれた私は、思わず看護婦に「ここは初めてだけど他の医療機関もこんな豪華なお弁当出すの?」と聞くと「最近はそういう所も多いですよ」と彼女は微笑む。うーん医療業界も競争が厳しいものであると一人納得をする。そんなこんなでゆっくりお昼を食べ、臨んだ午後の問診で午前の検査の概要は一応問題なし、と医師の説明を聞いて一安心であった。
夕方は旧友を誘ってさっそく神田の焼き鳥屋に駆け込んでたらふく飲み、数時間遅れの検査終了儀式を祝ったのであったが、さっさと検査の結果も判り夕方心置きなく呑めるので、今年のやり方もま、良いかと思ったのであった。
5キロ走ったもん。 2009-05-02 00:36:13
えー、これどこの病院?
私もそこがいい!!!
私の行ってる某大手電機メーカーの医療機関の昼食なんてしょぼしょぼの「サンルーム」みたいなところでしょぼしょぼの弁当を愛想のないおばさんが「はい」って出してくれるだけ!基本は社員さんの行くところだから仕方ないと思っていたけど、どうせ高いお金を払うのなら若いお姉さんからおいしいお弁当出してもらいたい!
しょぼしょぼサンルームではおやぢたちの味噌汁(ぬるい)をすする音やくちゃくちゃ食べる音が充満してて悲しくなるですよ。。
« 日体大・関東インカレ2部降格 | トップページ | Swine Flu 豚インフル »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 米国年金を受給 (米Social Security)(2023.09.08)
- 膀胱がん+前立腺がん治療記 (続・続)(2023.08.10)
- 第54回 都民と消防のふれあいコンサート(2023.07.25)
- さようなら 最後の日比谷の森 金曜コンサート(2023.07.01)
- ジジイ放談(マスク、区議選挙、ピッチクロック)(2023.04.20)
コメント