国際デビュー
サファイア・プリンセスに乗船して2日目。心配した飛行機の遅れや米国入国手続きのロスタイムもなく予定通り無事乗船。昨日の午後、ロスアンジェルスを出港して今日・明日はメキシコ沖をひたすら南下する。天気晴朗、波低しで快適な航海日和。
今日は11万6千トンの巨大船の船内探索で半日を費やした。この船には日本人のコーディネーターが乗船していて、彼女のきめ細かい案内で、快適なクルーズが楽しめそうだ。乗客は満員の3,000人で船内あちこち結構込み合っている。ロスまでのフライトも満席、本船も満員で「 一体、不況はどこにあるの? 」と言う感じである。
で今日は、初のフォーマルナイト。久しぶりにタキシードを着て、夕方6時に船内に8つあるレストランの内"SAVOY"と言うやや雰囲気が高級な所に妻と赴き夕食を楽しんだ。ところでドレスコードがフォーマル指定の日でも、この船のタキシード着用率は10%もない様だ。去年のアラスカ・クルーズのタキシード率よりも低い。日本人のコーディネーターに聞くと、この航海ではカリフォルニア在住の乗客が80%を占めていて、子供の春休みを利用して、家から港まで自家用車で来る乗船客が多いと言う。そう言えばかつてアメリカに駐在していた頃も、西海岸はネクタイを着用してオフィスに通う人などはごく少なくてカジュアルな所だと思っていたが、急にその感覚を思い出した。ここは欧州や東部とは気質も大分ちがい、肩肘張ることないなと思うと急にいろいろチャレンジしてみたくなってきた。
そんな事で、食後、ショーも楽しんで部屋に帰る前のひと時、せっかく覚えたてのダンスを楽しもうという事になり、生バンドが演奏する船内のクラブに行ってみた。かなり大勢の客が見ている前のダンス・ステージはやや小ぶりで人の視線も気になるが、そこはオランウータン対日本猿の様なもので、少々失敗しても異人種の前では「旅の恥は何とやら」で「気にしない、気にしない」と念じて妻と踊り始めた。すると何となく習った通りに足が動くではないか、これは良しとばかり結局3曲も踊ってしまった。
日本船のダンスクラブでは、上手に踊る上級者が多いが、所詮ここはカジュアルなカリフォルニア客の船だ。ウエスタン・ダンスをしている人も、ただ抱き合っているカップルもいる中で我々はかなり正統派で踊っていたかな、と少し自信がついてきた。何事もチャレンジだな、と思った航海2日目であった。いきなり国際試合でデビューであった。(メキシコ沖より)
院長 2009-04-01 00:46:08
兄上・姉上様
WBCのように、いかなるところでも「日本力」を出して、王者たる風格を存分に発揮してきて下さい(笑)
どうぞ、MEXICOクルーズを存分に楽しんで来て下さい。
お帰りになったら、楽しいお土産話、楽しみにしております!!
Bein Viaje!
Adios!
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