東京マラソンEXPO2009
東京マラソンは今度の日曜日22日に開催されるが、3万人のランナーが走るためランナーの受付は当日ではなく、事前の19日から21日までお台場にある東京ビッグサイトで行われる。ビッグサイトでは受付に合わせ、東京マラソンEXPO2009というイベントが開催されるようである。
前日は地方からのランナーが多く混雑するであろうと思い、今日受付を済ませてしまおうと言う妻に付き合いビッグサイトに行ってみることにした。3万人もが走るマラソン大会であるが、今日の受付はかなりスムースで、ナンバーカードと参加賞のTシャツを受け取った妻はあっと言う間に手続きを済ませ、待ち合わせ場所のEXPO会場に出て来たが、ここからは予想外の展開であった。
まず、オフィシャルスポンサーのブースがあり、例えばスポーツメーカーでは東京マラソングッズはもとより、多くのランニング用品を展示・販売している。また、スポーツドリンクの試飲もあり、貰ったナンバーカードを手に無料で写真撮影してくれる箇所もある。ここで撮ってもらった写真は 「使用前」になる訳だが、「使用後」の写真もあったら皆数キロ痩せている事だろう、どんなダイエットの宣伝より効果がありそうだ。
さて妻はこの無料写真コーナーを始め、いろいろな記念品を貰えるブースの前に出来た列に加わろうと言うが、行列を作る位なら、どんなおいしい店でも並ばなくて不味い食事の方がましと考えるほど、並ぶのが嫌いな私はいろいろな列の長さに呆気に取られる。しかし記念エコバッグだけはもらおうと強引に言う妻に逆らって、何一つせず帰って来るとあとあと大変だ、と覚悟してバッグの列に並んでしまった。簡単なクイズに答えればバッグをもらえるのだが、また物が増えるだけじゃないかと心の中ではブツブツ思いつつゲットしたのが写真の一番奥のそのエコバッグ。東京マラソン2009のロゴが入ってなかなか良いじゃない、と妻はご満悦の様である。
一通り見終えると今度は協賛企業のブースが並び、ここでも無料で色々な物を配ったり、足型を測定してくれるとのことであったが、並びたくないのですべて却下。幾つか並ばないでもらえたのが東京都水道局のペットボトル入りの水(水道で水を汲めばいいんじゃないのか?)やら、2016東京オリンピック誘致のピンバッジなのであった。
私が学生時代、長距離を走っていた頃は、フルマラソンはトラックをある程度極めたランナーが出るもの、と言う風に思われていた。当時はほとんどのフルマラソンは陸連登記登録者だけが参加資格があった様に思うが時代は変ったものだ。そういえば映画 「バック・トゥー・ザ・フュチャー」 で、主人公のマーティが1960年代に行った中で、「未来では、あの俳優のロナルド・レーガンが大統領になっていて、人々が用もないのに皆好きで走っているんだ」 と言う科白があったのを思い出した。マラソン大会に付随して、行列をなしてこのイベントを楽しもうという人々を見るにつけ、走ることも一大産業に発展したものだ、と驚嘆するのである。
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