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2009年2月 9日 (月)

メキシカン・リビエラ

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春まだ浅い寒い日々である。昨年からはき始めたパッチが手放せなくなってきて、「冷え症」とか「細胞の老化」などという言葉が脳裏に浮かぶ。ズボンの下から白いパッチがのぞくようでは、あまりにも爺むさいので機能性下着などを求めてユニクロへ行けば、今年の在庫は売り切れていて、今度入荷するのはなんと8月であるという。まあ気の早い話だ。大体、夏も冬も我慢に我慢を重ねて、もうこれ以上寒さ暑さに我慢できないと、重い神輿を上げて衣料店に行く頃には、すでに次のシーズンの服ばかりが店頭にある有様。元来、買い物があまり好きでないのに、折角一大覚悟を決め、意気込んでショッピングに来たのに、肩透かしを食うのが常である。

さてこの寒さの中、世の中は 「不景気」 の大合唱なのだが、こんな時は、飛行機に乗っても観光地に行ってもサービスが良いので,できれば大いに遊びたいものだ。おまけに円高である、海外に行けば円に換算すると昨年比10~20%引きという為替で、そもそもその定価も客がいないので値下げ価格である。

という訳で寒い日本を離れて、南の国でクルーズ三昧にふけりたいとまた夢を見る。クルーズの主な顧客であるアメリカ人も今年はさすがに財布の紐がしまって、各船、各地域でクルーズの値段も値下がりしている様である。昨夏は一度海から訪れてみたかった南東アラスカ・クルーズに乗船できたので、この春は温暖なメキシカン・リビエラにできたら行きたいと思っている。

本当は”カリブ海”なのだが、日本からはアメリカ国内の空港で乗り継がないと、乗船地のフロリダにたどり着かない。仕事でもないのに、もうダラスなどの巨大ハブ空港で右往左往し、横柄なボーダーコントロールに不愉快な気分にさせられた上に、今度は電子渡航申請もしなきゃならないと云う。この間お馬鹿なアメリカのエアーラインの窓口やアテンダントに時間をつぶされる等は真っ平なので、米国なら直行フライトがある西海岸地域が時間的に許容範囲であり、ロスかサンディエゴからのメキシコ行きクルーズがどうかな、と興味が湧くのである。

それでもクルーズだけの料金ならプレミアム船のバルコニー付きスイートで7泊で20万円ほど、飛鳥の半分の値段ですむし、ラスベガスの様なカジュアル船ならもっと安い。船旅が良いのは、一旦乗船したら後は食事、遊びのほとんどの料金が込み込み、荷物を抱えて右往左往と云う事もなく、海辺のリゾートホテルが目的地まで運んでくれるという気軽さである。後は安いエアーチケットをどうするか、という事が検討課題となる。

もう30年以上前に、実習で貨物船に乗ってロスからパナマ運河までの航路を往復した事があるが、地球儀を見れば判る通り、大圏航法で走ると北太平洋からパナマ運河経由大西洋に向かうほとんどの船がロスからメキシコの沖を航海する事になる。ここはマラッカ海峡と並ぶ船の銀座通りで、船好きには様々な同航船・反航船を見ているだけで飽きない海なのである。その上海岸に並ぶ数々のリゾート都市は、珠玉の様なたたずまいだ。

なんとか仕事の都合をつけて、パッチを脱ぎ捨てて3月辺りにメキシカン・リビエラに行ってみたいものであるが、さてどうなるやら?。できれば昨年我々がアラスカで乗った”セレブリティー・マーキュリー”と各港で行き会った”サファイア・プリンセス”に一度乗ってみたいものである。その際はせっかく少し覚えた社交ダンスを少しアメリカ人の前で披露してみたいなどと野望を抱く。日本人、パッチからタキシードへ変身す、という事で。

写真はバンクーバー港の”サファイア・プリンセス”

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