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2009年1月17日 (土)

週末のゴルフ

久しぶりに朝6時過ぎ、明けやらぬ町をジョギングしていると、ゴルフの待ち合わせなのだろうか、中年男性の姿をちらほら見かける。そういえばまだ会社員だった頃は、シーズンの週末になると朝まだ暗い中から起きて仕事でゴルフに良く行ったものだが、あれは大変だったなー、と数年前までの事を思い出す。東京では普通は早朝5時台に出ないと渋滞に巻き込まれるし、帰りは帰りで夜暗くなってからの帰宅で、ゴルフは一日仕事だった。これなら会社に行った方がまだ身体が楽だ、などとしばしば思ったものである。

私の様に仕事で誘われたらゴルフに行くが、自分でゴルフ場の会員権を買ってまで行く気はしないゴルファーも沢山いるだろう。これから団塊世代の退職でゴルフ場経営やゴルフ用品市場は大変になるのではないだろうか。

以前「ゴルフはイギリスで発達したが、これを悪くしたのはアメリカ、最悪にしたのは日本」という言葉を雑誌で見た覚えがある。本来自然を取り入れたカントリー・クラブを造り仲間中で楽しむ紳士のスポーツだったものが、アメリカではゴルフが商業主義まみれになり、日本ではオヤジ達の仕事の延長の場となった事を皮肉ったものであろう。

アメリカで駐在していた時に「カントリー・クラブに来る日本人は、自分の仲間だけで来て、ゴルフをするとさっさと帰ってしまう」と顰蹙を買っているという話を良く聞いた。本来のカントリークラブは、チャリティーをしたり家族で来てパーティーや食事、テニスやスイミング、ブリッジを楽しむ社交の場であって、他の社交や慈善活動もせずゴルフだけして帰る駐在員たちは、数年毎の交代の際に法外な「書き換え料」を払ってくれるだけの「かも」の様な存在に見られていたらしい。(本当の名門コースは我々ふぜいの駐在員には会員への門戸をさえ開いてくれなかったが)

ゴルフをしなくなってからは、週末に色々な事ができて時間がゆっくり流れ、生活が大変楽チンである。まず金曜日の夜、ゆっくり仲間や家族と時間が過ごせる。週末にはジョギングの量が増え、参加する各種大会の記録も50歳代後半になって以前より逆に向上している。ズボンやシャツにアイロンをかける時間ができ、毎週プレスの効いた背広で職場に行けるし、時々料理を作ったりもする。夜は読書もできるしお笑い番組をみて大笑いして、なんだか免疫力が活性化した気がする。ゴルフを辞めて良い事づくめの感じだ。

ただ珠に、青空に向かってパーンとナイスショットした時のあの感触が脳裏に蘇ってくる事はある。これからは少しでも気を遣う人は避け、スコアーなど数えず、家族や親しい友人・親戚などとだけ楽しいゴルフをしようと思っている。

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