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2008年11月20日 (木)

とうとう やってしまいました。

とうとうやってしまいました。

明治維新140年記念・第39回明治神宮野球大会、今日は大学・高校の部、両方の決勝日である。またいそいそと午前中に「外出業務」(うそ)を作り、神宮球場に高校の部、慶応義塾高校と天理高校の「秋の日本一」決勝試合を見に行く。

前回この大会を観戦したのは、平成12年「明治神宮鎮座80年記念」の第31回大会・大学の部だったろうか。東京六大学リーグ戦を制した慶応義塾大学は、投手に山本省吾(現オリックス)長田秀一郎(現西武)らを擁し、決勝で現巨人軍の久保がいる首都大学リーグ代表の東海大学を、延長の末破って優勝した年だった。この時は私もまだ大手海運会社ご本社の管理職だったから、神宮球場で観戦しつつも、延長戦が延々と続くわ、仕事は会社に残してくるわ、会社には「行方不明」という事になってるわで(当時は携帯も必携ではなかった)結構やきもきして観戦していた事を思い出す。

今は晴れて自営業、業務に支障がない限り誰の咎めもないのが幸い、関東地区大会決勝(保土ヶ谷)・明治神宮大会の2回戦・3回戦と観戦を続け、今日の決勝を迎えたわけである。大学の部はいざしらず、なにしろ高校が関東で一番になって明治神宮大会に出られるなど、往時から考えれば晴天の霹靂、これは何としても仕事の都合を付けなければならないと、深く決心したのである。

ただこういう日に限って肝心の仕事が結構あって事務所をなかなか出られず、10時半試合開始なのだが、球場についたのは既に3対0でリードしてる1回裏だった。2回にはもう1点取って「しめしめこのまま快勝すれば今日もうまい酒が飲めるわい」と思っていたがそうはいかない。1年生ピッチャーのコントロールが定まらずテンポが悪いのだろうか、はたまた試験期間中で練習がままならないのだろうか、守備のエラーが多くあっと言う間に4対4の同点に追いつかれる。さてこんな日に限って取引先と会食があって、正午には銀座まで戻らねばならない。遅い試合のテンポをのろいつつ同点の場面で、今日は球場を4回で後にしたのだった。

会食が終わってネットで調べると、8対6で慶應高校は、天理高校を突き放し秋の高校日本一になったそうで、今日は妻が出張している自宅で一人で祝杯である。全国規模の野球大会で優勝したのは92年前の夏の甲子園以来だそうだ。こんな子供たちが、あれよあれよと言う間にとうとうやってくれました。

一年生ピッチャーのコントロールなどいくつか課題はあるが、彼らもついこの前までは中学生まだホンの子供である。このまま彼らが成長したらどういうチームになるか等期待は膨らむが、物事はそうはうまくは行かないのである、謙虚に力を伸ばして行って欲しい。

そして今の気分は「突っ張りハイスクール・ロックン・ロール」の気分である。
「♪電車を飛び降り、改札抜けたら球場までは猛ダッシュ、またまたさぼりで今日も呼び出し♪」

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