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2008年11月 9日 (日)

東京マラソン

昨日、メールの受信トレイを開くと、東京マラソン抽選結果のお知らせメールが2通。「おお、そう言えばそんな大会申し込んでいたな」と思い出したが、報道によると3万人の定員に22万人の応募との事。大体そのテのくじ運にはついていない方なので、半ばあきらめつつ最初のメールを開くと、妻の申し込みに対して「厳正なる抽選を行いましたところ、当選とさせていただきました。」そして2通目は私宛で「厳正なる抽選を行いましたところ、誠に残念ながら今回はご意向に沿えない結果となりました」と言う内容。もともと私の適正距離は20kmまでなので、それ以上走る気はあまりなく、そもそも今回の申し込みも妻が「ついでに」行ったものである。が、こうして妻だけ当選し自分が落ちてみるとやっぱり残念な気がしてくるから不思議なものだ。国立大学付属小学校にくじ入学で落ちて以来の運のなさ、しょうがないと思い直し今回は妻の後方支援に回ることにした。

で、早速今日からトレーニング開始ということで、皇居一周(5km)を約25分×2周の無理しないペースで走らせることにした。このペースで一緒に走ると妻は私に「おせーぞ」と言われているようでプレッシャーを感じると言うので、スタートで4分先行させ、1周目の終わりで丁度追い付いてそれから2周目を併走することにした。ところが今日は晩秋の冷え冷えとした日で走り始めるとやたら身体が軽く、足が勝手に前に行ってしまい、気が付くと3.5キロ地点で妻が目の前に。予定より早く追い付き過ぎてしまったが、ここから妻をコーチしながら併走しなければと一瞬思ったものの、このまま行けば20分を切るかもしれないと思い「先に行って待ってる」と声をかけ、そのまま勢い良く抜き差ってしまった。

「えぇぇ~~」と妻の声が遠のいていくのを尻目に1周目を終わって待っていると妻がムっとした顔をして凄い勢いで戻って来た。「25分と思うから3キロから4キロの所でちょっと力を抜いたのにそこで抜かすんだもん。」妻も身体が軽かったらしいが健気にも夫のいいつけ通りのペースを守ったのに話が違う、ということらしい。「ムカついたから最後の1キロは最高速で走って来た」とムクれている。私は「でもその結果24分そこそこで走ったのだから良かったじゃない」といなしながら冷や汗。

今年1月の新宿シティハーフマラソンも、直前まで初ハーフの妻に併走してやろうと思っていたのだが、競技場まで行くと気分が高揚し、タイム別に分かれているスタート地点で妻より遥か前の方に行って並んで勝負に徹してしまった。レース前はいつもコーチ役をと思っているが、どこまで自分を制することが出来るのか、甚だ自信がない。「レース場に入ると気合が入り過ぎてパドックで落ち着かず、騎手の言うことを聞かずに向こう正面で突っ走ってしまうウマ(掛かったウマ)みたい」とは競馬好きの妻の批評(批判?)。

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