並ぶ事ぎらい
広島への出張、今回は往復空路を利用したが、飛行機に搭乗・降機の際は人々の行動に興味が湧き、人間観察をする事もある。国際線の搭乗なら、2時間位前にチェックインして搭乗まで長く待つ事や、荷物の収納の関係で早く乗り込みたい気持ちもわかるが、なぜほとんどが軽装、背広姿も多い国内線でゲートの改札口の前に列を作って人は搭乗を待つのだろうか。座席は決まっているし、荷物も少ないのにそんな必要があるのだろうか? 私はいつも通路側、荷物も軽装なので航空機の搭乗の際は、なるべく最後に乗り込む様にしている。座席に着くやいなや搭乗口がしまる位のタイミングだと、狭い機内にいる時間が少なくて済む。
反対に着陸後、飛行機がゲートに着くや着かずの頃から立ち上がって降りようとするせっかちな人も多い。ロンドンやニューヨークから座りづめなら一刻も早く機外に出たい気持ちもわかるが、高々1~2時間の国内線でも到着と同時に出口へ列を作って機内で多くの人が立っている人が多数だが、そんなに急いでどうするの?と思い、これまた列が動くまで私は椅子に座っている事が多い。因みに昨日、羽田に到着した機内(ボーイング777)で計ったら扉が開いてから、入り口に向かって人が動き出す迄に、中央やや後部の私の席付近では約3分かかった。そんな列を作って早く動こうとせずともすぐに機外に出られるし、3分位座っていれば良いのにと思ってしまう。
まあ私は順番待ちの列が極端に嫌いで、どんなに評判のレストランでも「順番待ち」と聞くだけで「味が不味くても待たない方が良い」と思って列に加わる事を断ってしまうたちだ。その点では、どんなに混んでいても、専用ゲートでのチェックインなどが出来る航空会社の上級会員のカードだけは、水戸黄門のご印籠の様に思えてくる。大して興味もなかった私に「是非入れ」と妻が強引に申し込んだのだが、これだけは実に便利なものである。
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