荒い息づかい
昨日の3000米レースでは、ぴたっと後ろにつかれ、最後のスパートで負けてしまったがレースだから仕方がない。自分の実力がなかっただけの事である。がそれでも50歳代での自己新で走ったから、めでたさも中くらいなり、という感じだろうか。来年の目標が出きて張りが保てるというものだ。こちらもレースによっては、最後の最後までくっついていってスパート勝負をする事もあるから、「うまく使われた、コン畜生!」と言う気持ちもない。
くっついて走ると言えば、皇居の廻りなどで丁度良い目標とばかりに抜かした直後そのジョガーに併走されたり、すぐ後をついてこられたりする事がある。しょうがないな、とばかりスピードアップすると相手もむきになってスピードをあげる。レースでもないのに真後ろで「はっは」と荒い息を聞くのははっきりいってうざいものだ。「勝手についてくるなよ、自分一人で走ってくれよ」と思わず呟きたくなる。こういう時はしかたない、急減速して「どうぞ」と手を差し伸べると、たいてい相手はびっくりして「あっ」という顔をする。
悪気があって追って来る訳でなく、苦しくなる中で良いペースメーカーなのは良く理解できるのだが、勝手に目標にされた上、どこまでも着いて来られる身にもなって欲しいものだ。一言、言わせてもらえるなら、目標にするなら路線バスなどが良いのでは? 停留所での乗り降りなどの時間で、大体ジョッギングよりちょっと速い位でバスは街中を走っているから、これは格好のペースメーカーになるのではなかろうか。
ちなみに妻によると、女性が抜かした場合は抜かれた相手が余計にムっとするのか、はたまた追いかけるのにそれ程苦しくないペースで走れるからなのか、彼女の方がこの経験は多いようである。でも下り坂から上り坂に急に変わる所でやおらスピードを上げると「大抵脱落するよ」との一言。ただしそういう場所は皇居では1ヶ所しかないため、ほとんどの場合は、荒い息遣いに急かされているらしい。
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