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2008年10月10日 (金)

反エコロジー

生来のへそ曲がりの部分があって「皆が良い」と言うと「本当かい?」と疑ってしまう。若い時には血液型による性格分類が流行ったが、その話題が出るたび「嘘に決まってるだろう」などと座を白けさせていたものだ。考えてみれば、適当に相槌を打っていれば良い様なものだが「なぜ血液型と性格に有意の関連があるのか?」とか「多くの血液型分類法があるのにABO型だけで判断できるはずがない」などと批判精神が頭をもたげてしまう。

現在盛んに言われている都会/地方の経済格差についても、実は統計の取り方や読み方次第で、格差は10年前よりむしろ縮まっているというある経済学者の講演を最近聞いたのだが、これは私の実感通りと内心でしたり顔をしたものだった。

その他、凶悪犯罪が増えたとか、子供のいじめが多いなどというステレオタイプの報道を見聞きする度に「本当かね?」と思うのだが、あまりへそ曲がりの事ばかり言っていると皆に嫌われるので、口にはせずぐっとこらえている事も多い。

そんな気持ちを代弁してくれたのが、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか3」というペーパーバックスである。著者は武田邦彦と言って東大を出て大学教授などを歴任し、最近は環境問題の著書も多い人。本屋でパラパラ立ち読みすると、あながち、でたらめな本だとも言えない様なので、店頭で早速購入する事にした。内容についてはと云うと、

*地球温暖化は二酸化炭素が原因と確定された訳でなく、地球の大きな流れの中で歴史的にそういう時期にあたっていると考えられる事。
*各地の気温は確かに上昇しているが、データの取り方が恣意的であって、気温の上昇は二酸化炭素でなく、むしろヒートアイランド現象によるものと考えられる事。

などなどメディアの情緒的な報道にごまかされず、今、言われている環境問題をもう一度考え直した方が良いという、頷ける内容である。

一緒に働いている相棒に「この本面白いですよ」と薦めたら、彼はにやっと笑い「偽善エコロジー」と言う同じ著者が書いた反エコロジーの新書本を 「もう読んでいるよ」 と得意げに示すのだった。 反エコロジーはいまブームになりつつあるのか?

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