東京バーバーズ
友人に誘われて”東京バーバーズ”ア・カペラ・ショウに行ってきた。以前ブログでミッチー・ミラーの事をアップした際少し触れたが、旧き良き大西部時代、床屋に集まる男性達が自然発生的にハモった合唱をバーバーズショップ・スタイル・ミュージックと言う。フォークソングやカウボーイの歌、昔の流行歌、時代は下ってミュージカルなどの歌曲が中心で、素朴で力強い無伴奏の男性合唱は、当日のパンフレットによれば 「高音部(テナー)がメロディより高い音を歌うハーモニー・パートである事が特徴」 だそうである。東京バーバーズは一部プロの歌手も入っているが、アマチュアが中心、現在では環太平洋で開かれる大会にも出場している国際的な合唱団らしい。
昨日のコンサートは、ハレの舞台、タキシードで正装の団員が熱唱する中、団員のご家族や知人らしき人が大勢、客席に詰め掛けてなかなか和やか雰囲気。司会がしゃべりすぎな事以外は大変楽しい日曜の夕べのコンサートであった。
舞台の合唱団員の平均年齢は50才後半以上か、社会ではそれなりの地位を築いている方も沢山おられるのだろうが、学生のグリークラブの様な真剣かつ楽しげな合唱、客席もちょうど子供のピアノ演奏会を見守る父兄のまなざし、楽しく近しい雰囲気に満ちていた。
きっと「おじいちゃん、歌を歌いにいく時は、背筋もしゃんとしていて格好いいね」と孫達から言われているだろうな、などと感じて昨日は合唱に聞き入っていた。ここまで来るには大変な練習があるのだろうが、こんな趣味を持ち続けられる素敵な人達をうらやましくも思ったのだった。
バルクキャリアー 2008-10-21 01:01:30
宮本様
先ほど、貴書き込みを気づきました。勝手な事を書きまして誠に失礼いたしました。宮本様はプロの話し手と思って聞いておりましたが、そういうご関係だったのですね。感心すると共に恥じ入るばかりです。
仕事も大分、閑な時間ができたもので、50の手習いならぬブログを始めましたが、検索などでひっかかる事もあるのですね。「WATCH MY LANGUAGE!」と思いました。
先日、家の近くの箪笥町区民会館で開かれた女性のバーバーズも拝聴いたしました。これからも皆様で楽しい音楽をお聞かせ下さい。
宮本康幸 2008-10-16 11:33:44
ブログでご指摘のあった「しゃべりすぎの司会者」、その本人である宮本康幸でございます。
昼休み(朝が早い仕事なので11時から昼食です)にちょっと東京バーバーズ関連の記事を検索していて、ブログを見つけた次第。ご指摘に対して、素直に反省をしております。
こんな私でも東京バーバーズにはいつも司会を頼まれております。団員のお一人の奥様が、私が以前いた旅行業界とつながりがあり、その奥様の依頼でお引き受けをしています。本業ともまったく関係がなく、もちろんプロではないのですが、プロに負けない雰囲気作り、バーバーショップの楽しさを団員達とともに聴衆の方々にお伝えしていきたいと存じます。
お見限りなくお付き合い下さい。来年の5月29日が東京バーバーズ、第6回ショーです。ご来場をお待ちしております。
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