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2008年9月15日 (月)

綾瀬バス停

連休の前半は、伊豆に行っていた。いつも通り東名高速を利用するのだが、例によって「綾瀬バス停」付近を先頭に渋滞が延々。ここを超えるのに1時間半くらいかかる。ここで渋滞に巻き込まれる度に思うのだが、渋滞する場所も時間もわかっているのに何故対策がとられないのだろうか不思議でならない。

休日の東名高速の下り線は、東京から来た車に川崎、横浜青葉、横浜ICからの流入車が加わり、これらのクルマが厚木で小田原/厚木道路に分岐するまでの間、すなわち横浜/厚木間の交通量が最も多いようだ。横浜インターを過ぎてほどなく、綾瀬バス停付近に緩やかな上り坂がありその先に大和トンネルがある。この付近ではドライバーが上り坂である事に気が付かないでいる内に自然にクルマのスピードが落ち、自然渋滞がしばしば起きるのだと言う。

しかし問題の渋滞箇所の手前には 「スピード低下の気をつけろ」 の表示は見当たらない。ひょっとしたら陸橋の横断幕などに書かれているのかもしれないが、たびたびドライバーに注意を喚起する様に目立った表示はない。

例えば横浜/厚木間だけは最高速度を120キロをあげ、80キロ以下は低速車両として取り締まる事にし、その旨大きく表示したらいかがだろう。あるいは時々地方で見られる 「時速オーバー、スピード落とせ」 の様な大きな電光掲示板をこの地点に立てて 「時速アンダー○キロ、直ちにスピード上げろ」 という表示をしばしば出しても良い。

その他、横浜/厚木間のみ路肩の車線を削って4車線にする(上りは一部4車線になっているが)様な方法がとれないのか。アメリカのフリーウェイでは1~2マイルに1台くらいの割合で故障車が路肩に置き去りにされているが、車検制度の整った日本では路肩に止まって修理を待っている車両は100キロ走っても1、2台位か。緊急事態用の路肩も渋滞区間に限って思い切って最小限に狭め、その分通行車線を増やすと言う手も考えられる。中央分離帯をコンクリートのブロックで分けて午前中は下り4車線・上り2車線、午後は下り2車線・上り4車線にしても良い。あまりに高規格の完全な分離帯を備えた高速道路にこだわりすぎていないか?

道路行政は創意工夫、安く簡単な方法で、知恵を出し合ってフレキシブルな対応を示して欲しいものである。渋滞による経済損失は計り知れないのだから。

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