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2008年8月31日 (日)

セレブリティー・マーキュリー

8月も今日で終わり。まだしばらくはむし暑い日も来るのだろうが、8月が終わる頃になると今年の夏も終わりか、と寂しく感じるものだ。さて今年の夏は7月に行ったアラスカクルーズがハイライトだった。

かつてバンクーバーに行く度に、常宿のパンパシフィックホテルの前からアラスカクルーズの客船が出て行くさまを眺めていて、何て客船はきれいなんだろうと憧れていたが、今年はその夢が実現したわけである。

で今回は米セレブリティクルーズの”セレブリティ・マーキュリー”(7万7千トン)に乗船する事とした。これまで乗った外国船はいずれも ”カジュアル・クラス” であったが今回は初の ”プレミアム・クラス” のフネと言うので少々緊張しながらの乗船。だが船内はアメリカン・スタンダード、楽しさで満ちており食事もうまく (セレブリティは食事が良いと評判らしい) あっという間の7泊のクルーズであった。アメリカのクルーズ船の乗船客平均年齢は43歳で、年々若返っているとの調査通り船内はごく普通のファミリーの夏休みという雰囲気に満ちている。

カナダ西岸や、東南アラスカのフィヨルドの息をのむ美しさ、氷河の青さとこの世の果ての様な冷涼な海、クルーズは正に 「ホテルの自室が観光地に連れて行ってくれる」 旅といえよう。何回ものパッキング/アンパッキング、ホテルや空港のカウンターでの不愉快な思い、セキュリティーチェック、レンタカーを借りたら予約していた車がありません等ととかく海外旅行にストレスはつきもの。それも旅の一部と割り切っているが、クルーズを経験するとこんな快適な旅行が他にあるかと感じる。乗船してしまえば、入出国の手続きなども簡単(場所によっては船側で一括してやってくれる)、目的地についてオプショナルツアーに行くも良し、港の近所を散策するも良し、腹が減ったら船に戻ればいつでも飯にありつける。

で3食の食事に、スナック、喫茶、夜はショーの他、カジノやら様々なクラブやバーがあって、一日中船内どこかでイベントがある。アルコール類やカジノ以外は全部込み込み料金。今回は奮発して、スカイスイートというバルコニー付の部屋であったが、それでも往復の航空運賃を含めても日本発着の7泊程度の飛鳥Ⅱのバルコニー付部屋より安かった。

クルーズは楽しい。一度この楽しさを覚えたらやみつきになってしまう。という事で次は伝統の”ホランド・アメリカ・ライン”でロス発メキシカンリビエラ・クルーズあたりに乗船したいとパンフレットをつらつら眺めている。

(写真はアラスカ・ジュノー、ロバーツ山のトレッキングからの帰路フネにもどるロープーウエイからの写真)
A_5


バルクキャリアー 2012-01-04 22:43:06
ito747さま

コメントありがとうございます。2008年の旅行記なので少し古いのですが、クルーズが好きで毎年内外の客船に乗っております。

妻は遅筆なので、気を大きく持って時々見ていただければ嬉しいです。


ito747 2012-01-04 21:22:50
奥様が書かれた旅行記を読ませていただいています。

とても詳しく料理の献立写真まで、

食べるまでの時間が少しお預け状態ですね。

いつかこのような旅ができればと読ませていただきます。

Ocean boulevard 2008-09-02 21:44:23
藤原様

コメントありがとうございます。また貴サイトにリンク頂き光栄です。

まだまだ若いつもりですが、カリブはどうしても米国内での乗り換えがあり、あのハブ空港での混雑と遅延(珠にキャンセル)は少々辛いものがあります。なのでどうしても直行便のある西海岸に魅力を感じます。

なのでメキシカン・リビエラのレポートがもっとあったらと、いつも思っております。

藤原雄一郎 2008-09-01 20:11:02
初めてお邪魔します。

メキシカンリビエラは3回も行きましたが、寒い日本の冬には最高ですね。

10月にはHALアムスタルダムで神戸から香港まで。もちろんインサイドの格安部屋ですが、期待が高まります。

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