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2008年7月 3日 (木)

ステテコ

生まれてこの方、スキーや運動の時などの特殊な場合を除いて、パンツ以外のはきものをズボンの下に履いた事はなかった。電車の中で前に座るオヤジがズボン下などのぞかせていると軽蔑の眼を向けていたものである。

ところが昨年あたりから冬の寒さに負けて、厳冬期には時々タイツを背広ズボンの下に履く様になった。正直言ってこれは屈辱的であったが、自営業者として借りているオフィスの家賃を値切った為か暖房の効きがひどく悪く、仕事中は冷え性もちの様に毛布を下半身に巻いて机に向かう始末。これじゃいかんと感じ、思い切って見えを捨てたわけである。

で、夏である。先に書いた様に今年からは、ほんの少しおしゃれをするぞと決めた手前、かっこよく薄着を通したい。が、良いものを来て夏の日照りの中、都会のコンクリートジャングルを歩いていると汗がふき出して着物にしみてくる。今まではそんな汗もさして気にならなかったが、さすがに今までより少し高いズボンをはいていると、ああ、クリーニングに頻繁に出さねば、と気が気が気でない。

また最近は妻の強い奨め(というか脅迫)にあって毎日頭を洗うのだが、一日外出していると頭髪のほか露出している部分というのは、本当に汚くなっている事が判った。同様に背広やズボンも、ほこりまみれになっているであろう事を想像すると、せっかくバーゲンでない品、気にいっているものは大事に使おう、と急にみみっちく小さく纏まってくるのである。ほこりがつくのはやむを得ないが、少なくとも汗臭くならない様にそしてズボンが痛まぬ様という事で、なんとなんと、ステテコを着ようと思い立ったわけなのだ。

善は急げ、さっそくスーパーによってクレープ地のステテコ、5分丈2着で1550円なりを本日購入してみた。ステテコと言えばカラオケ大会で植木等の真似をして以来、常用するのはわが歴史上初めてである。なにやらコメディアンになった気がするとともに、真のオヤジになったなぁとしみじみ複雑な気持ちではある。

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