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2008年6月29日 (日)

ミリタリー・タトゥ

子供の頃から旅行は好きだった。10年ほど前に初めて高知県に行った事で、日本のすべての都道府県を訪れた事になった。訪れると言うのは「一泊以上滞在し、仕事やゴルフや登山、観光その他何らかの行事を行う事」と自分で定義している。単なる通過や、ちょっと立ち寄った事は除外して「そこで何かをした」事と決めている。

で目を世界に向けると、まだ未知の世界があまりにも沢山ある事に気がつく。北半球で言えばミャンマーとギリシャの間、インド、中東、アフリカなどは足を踏み入れた事もない。長い間、海運業に携わっているが、ドライカーゴの分野ばかり、タンカーの経験がないので、この地域への出張はお声が掛からなかった。一度観光でインドや最近躍進の中東、アフリカなどへ行ってみたい気もするが、どうも混沌とした開発途上の国やイスラム地域はあまり水が合いそうもなく、わざわざお金を払って行く気はしない。

仕事に忙しく長時間労働の妻は、汗水たらして働いたお金を適度に消費し、ストレスを解消するのは旅行やクルーズだと思っているので、毎年お正月休みを過ぎるといきなり「今年の夏休みの計画」などと言い出して、せいぜい目先2週間くらいの事しか眼中にない私をびっくりさせる。そんな時はなるべくこれまでに行った事のない地域や場所を選びたいと思うのだが、開発途上国を除いて検討するとなると、遠かったり物価が高かったりでなかなか候補地が決まらない。

そんな朝、妻が「You Tube」で英国はエジンバラで毎年開催される「ミリタリー・タトゥ」を見せてきた。軍隊のマーチングバンドの祭典だということは以前聞いていたが、大勢のスコットランド兵がバグパイプを演奏する映像を見せられて是非現地で見てみたくなった。妻は高校時代ロンドンに住んでいた時に、TV生中継を見て以来やはり一度は見てみたかったそうである。夫婦揃って軍楽好きだったこともあり珍しく一発で意見が一致したが、今年行くにはあまりに準備不足につき、来年の夏休みにしようということになった。一年先の夏休みの行き先が決まるなんて、画期的なことである。

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