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2008年5月26日 (月)

魂のラグビー

スポーツ観戦は、母校の応援を中心にしているので、どうしても野球やラグビーに興味が行ってしまう。残念ながら駅伝は弱いので、時々学連選抜に抜擢された選手の応援位か。

さてそのラグビーだが、今年から大幅にルール変更が行われる予定である。今まで厳しくペナルティーをとられていた相手モールを崩すプレーが今年から反則でなくなる他、ラックの中で手を使って球を扱える様になるなど驚きの改正だ。 密集での球出しを早くし、展開するラグビーを促進して見て楽しいラグビーにしたいのだろう、もっぱら観戦する側としてはラグビー界が目指す方向は判る様な気がする。

ただ今年の改正が実現すると、これまでフォワード主体で攻撃に時間をかけて来たチームの戦い方は、大きくそのスタイルを変える必要があるのでないか。僅差の試合でノーサイド直前ゴールラインを背に、スクラムやモールを押し合う、観客席からは時計を気にしつつ悲鳴がもれる様な、そんなラグビー観戦の醍醐味の一つはなくなっていくのだろうか。

素晴らしいラグビーの試合を観戦しノーサイドの笛を聞くと、体から一挙に力がぬけ一種の虚脱感を感じると同時に、不思議に満足感に近い感情も湧き上がってくる。何かグラウンドから勇気を貰った気がするのだ。展開が目まぐるしいラグビーだけでなく、こんな鬼気迫るラグビーを新しいルールの下でも演じて欲しいものだ。

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