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2008年5月28日 (水)

白雲なびく駿河台

東京六大学野球は、明治が8シーズン(4年ぶり)に優勝を決めた。そう言えば最後に優勝した2004年春季リーグ戦は一場(現楽天)がエースの時だった。一場がプロの金銭支援を受けていた事がわかって出場できなくなり、その秋のリーグ戦に敗れてからはや4年が経過したわけだ。

この間、明治の応援団も不祥事で活動中止になり長い雌伏の時を過ごしただけに、この優勝は関係者にとってやっと春が来た感がするだろう。リーグ戦前は早稲田が一歩リード、才能軍団ながら明治は投手が未知数と見られていたが、ピッチャー陣は4年生を中心に良く頑張ったと言えよう。ともかく早稲田の四連覇を阻止した事は、立派であった。

古くからのファンとすると、早稲田絡みの試合はハンカチ人気で、今まであまり神宮で見なかった様なおばちゃんやおじちゃん達が押し寄せるのを、少々複雑な気持ちで眺めていたが、これでやっと少し旧来のファンのものにリーグ戦が帰って来るという気持ちは、少しひが目か。

立教もスポーツ推薦を再開、慶応も気がつくと各部に大物選手が入部している。各スポーツで強さを誇る最近の早稲田を破った明治の優勝は、少子化時代で私立大学のスポーツ推薦が変化する中、早稲田一局時代が変化する嚆矢になるやも知れない気もしてくる。

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