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2008年5月12日 (月)

猛打賞

アメリカに行くとアメリカンリーグ、ナショナルリーグのメジャーのみならず1Aのマイナーリーグの試合なども金を払って良く見に行ったものである。どんなレベルのリーグでも「おらが町のチーム」として地元ファンが声援を送り、ファンあってのベースボールという雰囲気が球場に横溢している。

ホームチーム主催ゲームには、キッズデイとか女性の日とか、スポンサーの名を冠した日とかが頻繁にあって、それぞれの日に因んだちょっとした、と言うかかなり貴重な記念品(バット、ミット、帽子その他)を、該当者や入場者全員に配ったりしている。

日本の野球で大変おかしく感じるのは、猛打賞とか本塁打賞、第一生還者賞などの景品が、選手に与えられるのである。ファンあってのプロ野球なのに、である。決して安くははない入場料を払ってゲームを見に来る観客でなく、観客の何倍、何十倍もの報酬を貰って、自分のプレーを見せる事が仕事のプロフェショナルが当たり前のプレーをして賞品をもらう、これには何か違和感を感じる。

相撲の懸賞に由来するやり方なのか、戦後の貧しい時代に米の俵を選手に賞品として配った名残なのか?

例えば猛打賞を貰った選手がいたら、その背番号の下一桁の入場券を持った観客に記念品を配るなど、観客本位のプロ野球にして欲しいものだ。

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