いつの日にか
週末の皇居ランニング。土曜日は15キロ走予定という事で妻と家を出る。ところが4キロ過ぎから右足ふくらはぎ下部の痛みが酷くなる。10日ほど前トラックでインタバル練習を行った時痛めたものが再発。「18秒の法則」と自ら名づけているが、最近100米を18秒以内で走る練習を繰り返すと、しばしばふくらはぎに肉離れを起こし走れなくなる。
いつも皇居周回コースを走る時は、時間差をつけて妻を先行させ追いつく様にするか、私がリードしたまま走るかだが、今日は最初から痛みもあり一緒に走る事に。4キロ過ぎてとうとう限界になり「痛いからここで少し休んでゆっくり行く」と申告。妻も一応心配そうにしばし佇むものの「じゃゆっくり先に行ってるね」とあっさりまた走り始めて行ってしまう。でしかたなしにこちらもびっこをひきながら妻を追いかけるが、なにせ痛くてついて行けない。
こういう日に限ってなぜか妻は調子良さそうで、すたすた行ってしまい、時々後ろを振り向いてこちらを伺う。その後ろ姿は何やら、勝ち誇って背中が笑っている様にも見える。「いつもこうやってあなたに離されていくのよ」とでも言いたげである。痛さの為、予定を切り上げて12キロで終わった私に15キロ完走した妻は「大丈夫かな~と思って時々チェックしてたのよ」と涼やかに笑うのであった。
今はこちらがまだ相当早いが、年も結構離れている。いつの日か走る事でも後塵を拝する時が来るのだろうな、と何やら複雑な気持ちの週末であった。
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