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2008年3月11日 (火)

Take Me Out The Ball Game.

初めてアメリカでメジャーリーグベースボールを観戦に行った時、球場全体に横溢する楽しく軽い雰囲気と7回ホームチーム応援時のストレッチング「Take me out to the ball game」の合唱に感動した。なんとかこの歌詞を覚えてアメリカ人と一緒に歌いたいものだと考えたが、当時はインターネットなどもなく、歌詞を覚えるのにどうしようかと思案したものだった。そこで考えたのが図書館か本屋の子供の本売り場に行けば、子供向けのベースボールの本があるはずで、その中に何か歌詞のヒントがあるのではないかという事。もくろみは的中し、事務所の近所の大手本屋で絵本に書かれた歌詞を見つけて早速その本を購入した。以来ボールパーク(野球場)に行くと隣あったアメリカ人達と共にTake me out the ball gameを歌い大いに野球観戦を楽しんだ。

最近は日本のプロ野球でも、この歌をエレクトーンで流している所があるが、この歌は皆が知っている他にも歌詞があって元の歌は次の通りである。

Katie Casey was baseball mad, Had the fever and had it bad.
Just to root for the home town crew, Every sou (=cent) Katie blew (=spent).
On a Saturday her young beau called to see if she'd like to go
To see a show, but Miss Kate said "No I'll tell you what you can do"

Take me out the ball game, Take me out the crowd,
Buy me some peanuts and Cracker Jack,
I don't care if I never get back.
Let me root,root,root for the home team,
If they don't win ,it's a shame.
For it's one, two,three strikes, you're out,
At the old ball game.

Katie Casey saw all the games, Knew the players by their first names.
Told the umpire he was wrong,
All along, Good and strong.
When the score was just two and two,
Katie Casey knew what to do,
Just to cheer up the boys she knew,
She made the gang sing this song.

以下Take me out the ball gameの節繰り返し。

野球好きのお転婆な女の子が、「デートはショウより野球場がいいわ、選手もセオリーも全部知っているから。だから野球場に連れて行って」とボーイフレンドにせまる歌である。


1908年に出来たこの歌が全米の球場で流される様になったのは、実は70年代初頭からだそうで、そういう意味では7回のストレッチ(校歌、応援歌のエール交換)を神宮球場や甲子園でずっと早くからやっていたのは日本だったのである。おそるべし日本の応援団。

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