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2008年3月20日 (木)

伊予の早曲がり

手許にJAFから届いた機関誌の最新号がある。その中「ローカルルールが引き起こす事故」という記事によると、長野県の松本には「松本ルール」と云うのがあるらしい。交差点内で直進車が対向の右折車に道を譲る習慣があり、右折車が直進車の前を横切るので他の場所から来た人と事故の可能性が大きくなると言う内容だ

これに良く似たものに「伊予の早曲がり」がある。愛媛県、特に松山市内などでは交差点の信号が赤から青になった瞬間に、右折車がいち早く対向の直進車の鼻先をすり抜けて行くのだが、仕事で松山空港でレンタ・カーを借りる際は「伊予の早曲がりに注意」と思い起こす事にしている。

海外でもその国独特の法規やルールがあって、車を借りる際はなるべく現地の事情を知っている人に聞いた方が良い。旧英国領で良く見られるラウンド・アバウト、例のサークルになっている交差点だが、土地土地のラウンド・アバウトに飛び込んで行くタイミングと云うか呼吸に慣れるのに少し時間がかかる。また日本と同じ、車は左のニュージーランドは概ね日本のルールと同じだが、交差点内で右折車と左折車が同じ道路に侵入する場合は右折車優先。このため他国から来たドライバーが左折する際に事故を起こす事が多く、国際的に通用する左折車優先に直す運動が高まっていると聞いた。豪州・メルボルンでは市電が走っている地域で、右折車は自転車の様に直進後、反対側のコーナーで信号が変るのを待って曲がる交差点が数多くあり戸惑う。

東京は最近、概して運転のマナーが良くなった気がするが、これも車社会が成熟してきたからだろう。その点、自動車の先進国アメリカはさすがと思う点が多々ある。1993年初め、住んでいたエリアが50キロ四方ほど嵐によって全面停電した事があった。もちろん交通信号も点灯しない。復旧に3日位かかったが、公共輸送システムに乏しい米国、人々は車で外出せざるを得ない。どうするのかと見ていたら、すべての交差点で4ウエイ・ストップ(オール・ストップ)と云って全方向の車が一旦停止、交差点に来た順に一台・一台発進して行くというルールを守っていた。もちろん交差点通過に時間がかかるが、警官のいない交差点でもこのルールがスムースかつ完璧に守られていて混乱が起こらなかった。アメリカの車社会の成熟度はすごい、と感嘆した次第である。

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