線路標識(1)
昨年11月、碓井峠鉄道文化むらでEF63の体験運転をして以来、鉄道ヲタが復活し、電車ではかぶりつき(運転席のすぐ後ろのガラス窓後ろ)に乗る様になった事は以前記述した通りである。運転士になったつもりで前方を凝視していると様々な発見があって、鉄道の奥深さに取り付かれる。何気なく通過する線路際のポールの標識にもこんなものがある。
写真の内、左半分の丸い標識(丸の中に三角)は、運転士が信号を確認して指差し換呼する地点を示した信号換呼表。ここに来ると運転士が、次の信号の現示を見て「進行」とか「停止」などと声を出して確認する。
右半分の丸に黒ナナメ線の標識は惰行表。ここまで車両は力行(加速)して、ここからはノッチをオフにし惰行運転に入れという標識。ただしあくまで目安で列車の状況によってここで必ずしもノッチオフされない場合もある。(その右に小さく見えるオレンジの四角い標識は、新幹線の停車場(駅)接近標識)
これら標識を確認しながら、運転士が指差し換呼を規定通り励行しているか、惰行表に合わせてノッチをオン・オフしているか等運転士の個性や習性がわかる様で面白い。
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