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2008年3月 8日 (土)

クルーズにはダンスを

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フネ好きの妻に請われて、昨年はハワイ・クルーズ、フェリークルーズ、サハリンクルーズ、グアム・サイパンクルーズなどクルーズテンコ盛の一年だった。さて客船と云えばダンス。別に知らなくてもクルーズは楽しいものだが、ダンスを知っているとその楽しさは何倍にもなるだろう。何せ毎晩、船のどこかかでバンドの演奏があって(大型船なら何箇所かで)リクエストも聞いてくれる。

ただ小中学校の頃から、リズム感が悪くてフォーク・ダンスの時間さえ何かと理由をつけてはサボってきた我が身、ゴーゴーならいざ知らずそう簡単に社交ダンスを習う決心はつかない。以前から妻には一緒にダンスをやろうと強く奨められており、近所のダンススクールなどをこわごわ覗いて見たものの、なにやら腰がなよなよした様なお兄ちゃんや、多数の女性で、気の弱い私にはそれだけで別世界に来た様に血圧が上がってしまいステップどころではない気がする。

それでも飛鳥の年末・年始グアムサイパンクルーズは、往復の航海6日間かけてダンスの初歩を教えて呉れるというダンス教室があり、妻が行くので絶対一緒に来いとのご命。
上司には逆らっても妻に逆らうとのちのち大変な目に遭うし、まあこの際少し初歩の初歩でも習ってみるかと重い腰を上げてみた。毎日の45分の講習は、最初は男女別々にステップを習い、途中から男女が組むのだが、そもそも男性が少ない上、知らない人と踊った方が覚えが早いのだろうか、パートナーとは余り一緒になれず知らないご夫人と踊らされる事が多い。そうなるとあがってしまい、さっきまで覚えたつもりのステップも頭が真っ白になってまったくわからなくなり足を踏んでばかり、と言う有様。

なので「はい、パートナーを交代しましょう」という先生の声の時は、こそっと隅の柱の影に隠れて皆の視線を逃れ、妻を頼りに絶対最後まで彼女の手は放さない、つもりだった。ところがあろう事か、数日目、例によって柱の影作戦を実行しようという時、妻が女の先生(このクルーズでは男の先生2人と、その先生の奥様が乗客として乗っていてダンス教室をお手伝いされていた)に突如「この人、一緒に踊って教えてやって下さい」となんと私を「売った」のだった。

「それは一緒に踊らなくちゃ」と微笑む二人の女性を前に「いや、冗談で・・・・」と、ここはサラリーマン時代に培った「逆らわず笑ったままで従わず」作戦もまったく功を奏さず、舞台の真ん中の方に引っ張り出されてしまった。

ところが、やはり先生のリードが良くて(本当はダンスは男性がリードするものだが)今度は、習ったとおり踊れるじゃないか。やっぱりプロはすごい、と驚いたと共に少し自信らしきものも湧いてきたのであった。

その様な訳で、帰ってからの新年、たまたまNHK教育テレビで趣味悠々・社交ダンスと云う8回のコースを放送していたのでビデオにとり、空いた時間があると夫婦二人でステップを覚える毎日である。今やトイレに行く時もステップを踏んだりして、もう竹中直人にでもなりそうな気分だ。

次のクルーズではダンスタイムに格好良く登場しよう、いやできたら良いな。

(写真は先生2人のデモンストレーション)

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