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2008年3月15日 (土)

十三

関西に行くと私鉄に乗る様にしている。最近は関東の私鉄にソフト・ハード含め急速に追い上げられているが、まだ私鉄先進地域の面影がところどころに残っている。なかんずく関心を引かれるのが関西の駅名の豊かさである。例えば阪神間で言えば阪急電鉄の十三(じゅうそう)、夙川(しゅくがわ)など。阪神電車では大物(だいもつ)、出屋敷、甲子園。京阪間では阪急の正雀、(しょうじゃく)、桂なんてのも味があって良い響きだ。京阪電車では中書島(ちゅうしょじま)、墨染(すみぞめ)なぞはいかにも京都に来たという感じがする。圧巻は南海電車で大和朝廷の頃から開けた地だけある。浜寺、羽衣、高石、岸和田、貝塚、泉大津、羽衣から出る高師浜線など歴史そのものという響きだ。

西宮北口(阪急)とか西中島南方(大阪市営地下鉄)という命名スタイルも関東にはない。関東なら北西宮とか南・西中島になっていたか。

駅名の素晴らしさという点では関東が圧倒的に負けと思っている。やたらにすみれ野だの、月見台、菜の花が丘だのとってつけた様な名前が多い。カタカナ駅名の「プラーザ」って何?と思ってしまう。新○○と云う駅名が関東に多いのは、人口増で新路線が開通するのが関東に多いからか。北○○や南○○も多い。とにかく味気ないし、親しみがわかない。いくらかつては武蔵野の台地と雑木林だったとは云え、鉄道関係者はもう少し命名に知恵を絞って欲しいものだ。○○野だとか○○台をつける位なら土着のその場所の字(あざ)名でもつけたらどうだろう。やぼったくてもずっと親近感が湧いて「わが町」という気がすると思う。昔からの線には青物横丁(京浜急行)とか千住大橋(京成)など思わず降りて見たくなる様な駅もあるし、丘をつけても聖蹟桜ヶ丘(京王線)などクールなのだが。

横浜市営地下鉄はセンター北、センター南と来たあと仲町台、一駅おいて新横浜北というなんともやる気のない駅の名前をつけた。案の定、新横浜北で新幹線に乗り換えようと下車する人がおり「新横浜は次ぎ」の表示があったが、その後 北新横浜に改名した。「ほくしんよこはま」か、プっである。 

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