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2008年3月 3日 (月)

Daylight saving time

春は名のみの風の寒さよ、と言った季節だ。

まもなく春分の日が来て欧米ではイースターとなるのだが、この頃から北半球のあちこちの国で、ある夜を境に一時間時計の針を進ませる夏時間が始まる。今、朝5時に感じる暗さが夏時間では6時まで続く代わりに、夕方6時に感ずる日差しが7時まで延長すると云う訳である。夏時間の事を米国ではDAYLIGHT SAVING TIMEと云う様に夏の夕方の明るさを皆で楽しく過ごす為のものである。

アメリカでは州によって、夏時間を採用する所とそうでない所があるので混乱するのはしばしばらしい。アメリカに駐在した初めての年のある朝、時間通り空港に着いたが、その日はちょうど夏時間に変る日で予定のフライトに乗り遅れた経験がある。窓口に掛け合ったら「今日は同様に乗り遅れた乗客が沢山いて、次ぎのフライトも一杯になりました」と言われてしまった。
オーストラリアでも州によって夏時間がまちまちななので、豪州国内間の電話のやりとりに支障を来たす事があると聞く。なにしろ夕方5時過ぎたら普通、勤め人は脱兎の如く退社してしまうお国柄だから、州を跨った大事な話が夕方になって来ると気を遣うと言う。

日本でも終戦直後、進駐軍の下で夏時間が採用された事があったが、すぐに廃止されてしまったと聞く。時計を合わせるのが面倒だとか、眠いと訴える人が多かったのがその理由とか。緯度が欧米の諸国に比べて低いので必要ないと言う人もいる。

でも東京にいると、夏は外国の諸都市よりも異様に朝早くから明るくなり、夕方はすぐに暗くなってしまう感じがしてならない。何か時間を損した気分だ。経度的には日本と同じお隣の極東ロシアも2時間位日本標準時より時間が早いし、南のグアム、サイパンも日本と1時間時差があって夕方が明るいから、やはり日本の時刻はちょっとおかしいのではないか。歴史的に「朝は早くから労働に精を出すべし」なんて云う思想から、朝が明るくなる様に時間を設定しているのかもしれない。

時代も変り、この際日本も4月~9月位は夏時間を採用し、思い切って2時間位時計の針を進めたらどうだろう。省エネになるし、夕方のラッシュアワーは明るい中に終わる。薄暮に多いと言う交通事故も減るだろう。また働く人の意識も変って、夕方は家族で過ごすとか勤務が終わってからスポーツや趣味を楽しむという人達が数多く出てくるかもしれない。特に陽が長い西日本では、夕方以降に営業する屋外のレジャー産業や施設が売り上げを伸ばすだろう。

自分の事を言えば、閑職の身となり5時には会社を出られる様になると、毎日夕方以後をいかに過ごすか、計画を練るの事が楽しみになってくる。かつては残業後、飲み友達を探していた私が言うのだから、夏時間で早く退社って良いものだと言うのは間違いない。

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