2021年5月10日 (月)

東京オリンピックに期待

メディアは相変わらず武漢ウイルスで盛り上っているが、私の周囲を見回すとそうではない。これまで弟の妻の90歳台なかばになる母親が都内の高齢者施設で感染したが微熱で終わったと云う事を聞いたのみだった。連休前、以前働いていた会社の部下たちと目黒で飲んだ際に、会社の別のフロアで感染者(ただの陽性者?)が出たというものの大したことにはならなかったという第2例を知ったが、毎年流行する季節性の風邪やインフルエンザに比べるとはるかに感染者が少ないというのがこれまでの実感だ。


会社の元の部下たちと飲んだこの目黒のイタリアンレストランは、酒類提供禁止、夜8時閉店要請の蔓延防止等重点措置が東京都から出されていたにも拘わらず、これをまったく無視して営業し夜遅くまで賑わっていた。オヤジ一人で調理も会計もこなしているから協力金を貰うより営業した方が良いと腹を括っているのだろう。おかげでこちらは飲み過ぎて、久しぶりに二日酔いで翌日はダウンしてしまった。武漢ウイルスは、大騒ぎをしている割にはまるで実感が伴わない都内である。


昨日は夏のような陽気で皇居の周回コースは多くのランナーで賑わっているので、いつも通り日曜日の同じ時間にマスク着用者数の定点観測をすると、7割のランナーはマスクをしていないか、あるいはマスクは顎に引っかけて鼻と口を露出させて走っていた。武漢ウイルスのことより熱中症の危険性の方が切実だと感じているのだろう。2週間前にはマスクなし、あるいは顎マスクで走っているランナーが6割だったので、気温が上がると共にマスク着用率が確実に下がっているようだ。


さて移動の自由という人間の基本的人権に抵触しかねない政府・自治体の要請や命令の発動は、きわめて抑制的でなければならないと考えるが、日ごろ「人権」と云うと大騒ぎをするリベラルの人たちから何ら声が上がらないのも不思議なところだ。夜8時以降のネオンサインを消灯せよ、との都知事の要請などはまるで大東亜戦争時代を彷彿とさせる意味のない精神論で、権力を嵩に着て感染防止ごっこを見せたい彼女の本質を垣間見た気がする。


こうした中で、7月末から開催される東京オリンピック・パラリンピックを中止せよとの声もあるようだが、都内に住む者の実感からするとやはり何としてでも開催すべしと大会を支持したい。私はドライバーとしてアサインされていた大会ボランティアを先に辞退した。これは都内の医師会や医療体制に改善の努力は見えないのに、「対策やってます」観をアピールするためだけに必要以上に移動の自由を妨げ、特定の一部業界をいじめると云う意味のない3度目の緊急事態宣言に『敢えて』抗議したかったからである。毎日の感染者(陽性者)数に一喜一憂せず、オリンピックは粛々と遂行すべしという考えだったが、現実は大騒ぎの末の非常事態宣言で何ともアホらしくなって辞退した。ただし今となっては、組織の中に入ってミッションに参加した方が我が意は通じたかとやや反省中ではある。


殊に昨日、国立競技場で行われたオリンピックテスト大会 "READY STEADY TOKYO"で順大・三浦選手の3000米SCの日本記録達成のラストスパートや、多田君と競走部の後輩である小池君の100Mの競り合いを見て大会に対する思いが一層強くなった。武漢ウイルスはインフルエンザより重症化や死亡率が少ない上、超過死亡率は減少、これからワクチン接種が本格化するとの事実を踏まえれば、予定通りオリンピックは開催されるべきだ。欧米より桁外れで死者が少ない日本がオリンピックを中止したら世界の笑いものとなろう。怪しげな人たちがオリンピック開催中止を求めて国立競技場前でデモをしたそうだが、こんな奴らに負けてはならないのである。

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出版社による読売新聞全面広告(画像5月11日追加)
「いつまで自粛をすればよいのか、我慢大会は終わりにしてほしい、怒りの声をあげよ」

2021年5月 5日 (水)

飛鳥クルーズ 横浜赤レンガ街ブース

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赤レンガ街の飛鳥クルーズ売店(左) 背景に大さん橋に停泊中の飛鳥Ⅱ


公式のホームページにはなにも記載がないようだが、横浜赤レンガ倉庫街のイベント広場に飛鳥クルーズがブースを出しており、スムージーなどのスイーツや、お馴染み黒毛和牛を使った弁当を売っていると誰かがツイッターで呟いていた。船内に武漢ウイルス陽性者が出たために急遽ゴールデンウィーク青森・北海道クルーズを中止して横浜に係留されている飛鳥Ⅱを応援するために、昨日は横浜までドライブに出かけることにした。首都高・横羽線はいつもの連休時よりやや交通量が少なかったが、絶好の行楽日和とあって港周辺の街々は例年の休日と変わらず多くの人出でにぎわっていた。皆もう「自粛」に飽き飽きし、行政やメディアが何を言ってもさして心に留めなくなったのだろう。


赤レンガ街まで約1キロとやや離れているものの、65歳以上のシニアは3時間まで駐車料金が無料の大桟橋にまずクルマを入れる。ゴールデンウイークにはよく大桟橋ホールでイベントがあり、駐車場に入るために車の列ができることが多いが、今年は蔓延防止等重点措置の「自粛」とあってかすんなりと入場できる。ふつう家からドライブをして大桟橋に到着すると「さあこれからクルーズ船に乗るぞ」という気持ちになってくるのだが、飛鳥Ⅱはじめにっぽん丸もここ大桟橋にしばし係留されているのは見て何とも悲しい気がする。せっかくここまで来たので、大さん橋の送迎デッキで飛鳥Ⅱを眺めていたら顔見知りのフィリピン人のサービスクルーたちが船内から我々を見つけてくれ、手を振ってしばし彼らの無聊を慰めることができたのは思わぬ喜びであった。


人の波に乗ってブラブラと歩いて着いた赤レンガ広場の飛鳥Ⅱブースはなかなか繁盛していた。オヤツの時間に差し掛かっていたためか特にアイスクリームや各種パフェが人気のようで、注文すると配られる番号札を片手に出来上がりを待つ人たちのちょっとした人だかりが周囲にできている。横浜でも蔓延防止ごっこということでアルコールは販売されていないものの、赤レンガ街は館内・屋外とも食事を楽しむ人で一杯であった。「ゼロコロナ」などはありえないし、これから数年に亘って我々は武漢ウイルスと共生していかねばならないのだから、あまり神経質にならず連休はこうでなくちゃいけない。この日はTAKE OUTで「黒毛和牛と野菜のソテー」x2、「飛鳥風ドラカレー」、「大盛スナックシュリンプ」計4800円也を購入、ブースの中で奮闘する西口統括総料理長に軽く挨拶して帰路についた。このブースは今月9日まで営業しているそうだ。がんばれ飛鳥Ⅱ、がんばれクルーズ船!


家でゆっくりビールとともに飛鳥Ⅱの味を楽しむ
上・黒毛和牛と野菜のソテー 下・ドライカレーとスナックシュリンプ
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2021年5月 3日 (月)

2021 東京六大学野球 春季リーグ戦 ABEMAテレビの広澤克実の解説

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風薫る空の下、屋外の神宮球場を使い入場者数制限のために決して密になどならないのに、なぜ東京六大学野球はゴールデンウイークのリーグ戦を無観客としたのだろうか。まあ「対策やってます」感を出すために、感染防止ごっこのふりをして皆の自粛に右ならえということなのだろう。先の日曜日は神宮球場に母校の応援に行こうと思っていたが、仕方がないのでネットのABEMAテレビで中継を見ることにした。この日のカード、慶應 対 東大と早大 対 法大2回戦のテレビ中継解説者は明治大学出身でヤクルト・巨人・阪神などで活躍した広澤克実氏で、慶應出身でもないのに「わが慶應」などというとぼけた若いアナウンサーとの絶妙な掛け合いが面白く、画面の前から離れられなくなってしまった。


神宮球場の内野席で学生野球を見ていると、周囲でいい年のオヤジたちが数人ワイワイガヤガヤと気持ち良さげに会話を交わしていることがある。概してみな態度が大きく、年齢のせいか唾が飛んできそうな大声で野球談議に花を咲かせている。一人で戦況を見つめているこちらは「うるせーな、もう少し静かに観戦しろよ」と心のうちで舌打ちしつつ、よく見るとテレビでお馴染み、プロでも活躍した六大学出身の元大物選手たちだったりすることがよくある。そんな時は「これはおみそれしました」と一人呟き、以後彼らの会話に耳をそばだてるのだが、このような神宮球場あるあるを再現したかのような広澤氏とアナウンサーの放送である。


「これは学生ストライクだね」としばしば画面から聞こえる広澤氏の解説は、どうやら縦のカーブやスライダーのストライクゾーンがプロより広いことを言うらしい。「このカウントになれば内か外か決めて直球を狙っていくだけ、それでだめなら仕方ない」「東大ならここで1点やるのはやむなし、それより1つアウトをとること優先」「野球は一瞬の決断の連続競技」と戦術に対する彼の視点はきわめて明快だ。走者が塁上にいる場合の難しいファウルフライを捕る捕らぬの確認や、ランダウンプレーの隊形など、永年に亘り球界で活躍した広澤氏の言葉に教えられる事が多い。相手の野手がファウルフライを落球すると、その後バッターはヒットの確率が上がるとの解説も元打者ならではで、経験に裏打ちされた数多くのコメントにうなづくことしきりだった。


この日何より楽しませてもらったのは、かつての明治大学の名物監督だった島岡氏のエピソード。練習前の校歌斉唱、掛け声をかけての行進、ユニホームは神聖、バットは武士の誇り、グラウンドには神様がいるなどとする島岡精神野球を現す数々の逸話を面白おかしく話す。「社会人と練習試合をやって明治が負けそうになると、相手は手加減してくれるんだよね。明治が負けると(島岡監督から)バチバチ(に選手が殴られるということ)を知っているからね。東芝以外はね・・・!」。最近は絶叫するだけのアナウンサーや、きれいごとばかりの毒にも薬にもならない解説者が多い中、明快でわかりやすい解説をした上で内輪話もテンコ盛り、サービス精神が旺盛な広澤氏のような解説者はほとんどいない。昨日はネットテレビの画面を前に、納得したり腹を抱えて笑ったりと二試合分たっぷりと楽しませてもらった。彼が地上波テレビ放送の野球解説者になったらさぞうけることだろう。

2021年5月 1日 (土)

昭和の日のレトログルメ

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4月29日は昭和天皇の誕生日で、今は「昭和の日」として国民の祝日となり、この日からゴールデンウイークも始まる。東京は陽も伸びて一年で最も過ごしやすい時期となり、アメリカ人ならさしずめ「ゴージャスデイ」と呼ぶような日が続いている。しかし今年のゴールデンウイークは、昨年に続きウイルス禍で博物館・美術館は休館、多くのスポーツが無観客、飲食店は夜間8時までで酒類提供なしと誠に冴えない日々である。こんな時になにか気晴らしのイベントはないかと思っていたら、近所のスーパーが「愛おしい時代 昭和」の総菜販売をすると新聞の折り込みにあるので、家で昭和を味わうことにした。


「昭和のレトログリルを再現」「喫茶店や洋食屋の『あの味』を集めました!」と銘打った総菜のうち、この日楽しんだのは598円のハムカツ、ハンバーグ卵焼き乗せ、エビフライ、スパゲティ・ナポリタンの「昔懐かし洋風プレート」、オムライスとナポリタンの「オムライス&ナポリタン」498円、ハンバーグ・エビフライにライスの「洋風ハンバーグ弁当」598円の3品。いずれもプラスティックの容器は周囲が茶色、プレート部分が黒色と鉄板焼きのような意匠を凝らし「昭和の家族で外食」感を醸し出しているのがちょっとしゃれている。家でつくれば1品か2品なのに、懐かしい味が一挙に食べられるのがスーパーの総菜だ。


食べてみるとこれら3皿の総菜は値段なりのチープな味。卵は本物でなく黄身や白身の液体を工場でそれなりに固めた「目玉焼き風オムレツ」。エビフライやハムカツの衣も普通のコンビ二弁当なみなのだが、それでも「昭和の味」再現とあればこれで十分。なにしろあのクソ不味い脱脂粉乳を強制的に飲まされた時代の事を思えば、昭和の味の総菜にハンバーグやらエビフライがあるだけで幸せな気分になれる。こんな日に飲むビールはなるべく昔懐かしい味に近いサッポロ黒レベルとし、まずケチャップ味のナポリタン、次にハンバーグ、ハムカツ、最後に主役のエビフライと食べ進め、あの日、あの味を思い出した「昭和の日」の食卓であった。

2021年4月27日 (火)

自動車保険の通信型ドライブレコーダー装着

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自動車の任意保険の更改時期になった。最近はネット通販型の割安な自動車保険が勢力を増しているが、これに対抗して在来の大手損保会社からは高い料金に見合うようなあの手この手の新しい自動車保険の案内がくる。今年は「ドライブレコーダー付自動車保険・ドライブエージェントパーソナル」をどうですかと代理店から薦められ、あれこれ迷ったが結局これにすることにした。保険会社から貸与されたドライブレコーダーを自家用車に装着すると無線で運転情報がセンターに送信され、事故にあった場合に高度な対応が受けられるほか、事故防止支援サービスや安全運転診断サービスをエンジョイできるという商品だそうだ。


大学生の時に小さな物損事故を起こしたことがあるが、それから50年間、アメリカで一旦停止違反した以外、国内では無事故・無違反できたので高額の保険に入る必要もないかとは思う。そのアメリカの違反も他にクルマもいない住宅街のSTOPサインで、左右安全を確認したものの、COMPLETE STOPをしていないとたまたま巡回していたパトカーに見つかって切符を切られたものに過ぎない。しかし最近よく耳にする高齢者ドライバー事故増の報道や、UBER EATSなどの二輪車の無謀運転ぶりを見ていると、安全のためのコスト増は止む無しかと思い、保険だけは万全なものに加入しておくことにした。そろそろドライブレコーダーを買おうかと思っていたので、これもちょうど良い機会である。


送られてきた前方・後方撮影可能なドライブレコーダーは自分で装着することが前提なるも、車が特殊だったり作業が面倒だと思う人は保険会社が修理工場を紹介してくれる。電源はこの機種標準のシガーソケットではなく車両のヒューズボックスからとり、コードはウインドガラスのピラーゴムの中を外から見えないようきれいに配線したかったので、都内のオートバックスに1万円強の工賃を払って取り付けて貰うことにした。事故対応センターに直結するドラレコの諸設定はPCに強い妻に任せていよいよエンジンスタート。ドラレコの小さな画面でドライバーの顔認証がすむと、次に「今日は東京地方には強風注意報が出ているので注意して運転して下さい」と言う音声が流れてまずはびっくりである。さすが安全運転推奨の損保のドラレコだけある。


都心の広い道を走るとドラレコから「ブッ・ブッ・ブッ」という警告音とともに「走行レーンにご注意下さい」という音声が流れた。といっても都心の幾レーンもある広い道では、場所によってレーンをわずかに超えて走る方が安全という場所も多く、それを分かって意図的に白線を跨いでいるのだから、あまり度々警告されると「うるせえな!」と文句を言いたくなってくる。歩行者が急に横断し始めたのに気付いてブレーキをやや強く踏んだ際は、警告音と「急ブレーキを検知しました」の表示、ゆっくり走るバスを抜こうと少しダッシュしたら「急発進を検知しました」とこのお目付け役はなかなか細かい。このほか脇見警告機能や前方車両接近警告もあるそうだが、これらのお世話にはまだなっていない。ドラレコ監視の下エンジンを切ると「お疲れ様でした。今日はレーンの片寄りが2回、急アクセルが2回ありました。ご注意下さい」との事で、「あれで急発進?」とちょっとムッとはするが、次はなるべく安全にスムーズに走ろうと心するのである。

2021年4月25日 (日)

東京六大学野球、4月25日から無観客試合に

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今年のドラフト候補・慶應4番の正木選手(4月24日の慶明1回戦)


今まで武漢ウイルスに対する政府の施策にはおおむね賛成してきたが、今回の緊急事態宣言には激しい憤りを覚える。私の住む新宿区は都内でも最も「感染者」が多いとされている地域だ。だがいつも行く床屋のおじさんは「私の周りでは知っている限り感染者など誰もいないんですがねえ」「そもそも検査で陽性になっただけで、症状もない人が感染者っておかしいですよね」と鋏を持つ手の会話に熱が入る。数ヶ月おきに定期検診に行っている近所の歯医者でも「やっぱり報道に煽られて来なくなった方がいます」「歯医者からクラスターが出たということはこれまで一切ないのに」「これでますます皆さん来院しなくなるかも」とのことだ。毎週通う駅前の社交ダンス教室の先生は「ダンスでは誰も感染した人がいないのにイベントができなくなるんでしょうか、ゴールデンウイークに予定されている競技会の開催が危ぶまれます」と不安顔である。「最も感染者が多い地域」の一体どこに「感染者」がいるというのだろう。


今日からの緊急事態宣言では飲食店で酒類を提供しない、百貨店など大規模商業施設や博物館や動物園、ボウリング施設など休業、スポーツイベントも無観客で開催することなどを政府や東京都は住民に要請した。市民を外に出さないばかりでなく、何の科学的根拠もないのに酒類を提供しないことにするらしいが、その一方で東京オリンピックの聖火リレーは今も継続され、目前に迫ってきた選手の入国に際しては待機も免除される方針だという。世の中には東京オリンピックを中止せよとも声もあるものの、私はぜひ開催するべしと思い、ボランティア員としても正式に登録されている。「ただの風邪のちょっと悪いヤツでインフルエンザより怖くない」程度の武漢ウイルスで大会を中止するのはあまりに馬鹿げていると考えていたからだ。しかし今回、国内では人を移動させないために一部の業界を一方的にいじめる弥縫策を繰り広げながら、他方で外国の選手は入国後2週間の隔離をしないとは政策矛盾も甚だしすぎる。入国する外人はすぐに動くのがOKだが、いじめ易い業種には意味もなく制限を課すとする3度目の緊急事態宣言にはうんざりし、ドライバーとしてアサインされていたボランティアは辞退することにした。


春・秋と年に何度か神宮球場に観に行く東京六大学野球リーグ戦も、今日から5月11日までの3カードが無観客試合になってしまった。今後の状況によってはこれが今季最後の観戦になるかもしれないと思い、昨日は早稲田対立教、明治対慶應の一回戦に急遽足を運ぶことにした。入場者が5000人以下と制限された球場で春の風に吹かれていると、ここでいったい何の感染リスクがあるのかまったくもって不明で、明日からの無観客試合はただの「お達しの通りやっている」感しかない。大きな声での応援禁止とあって各校の応援団やブラスバンドは外野の一画に隔離され校歌も歌えないものの、スタンドのファンやOB同士の会話は変わりなく活発で、この雰囲気が翌日から味わえなくなるのは寂しい。青空の下のスポーツ観戦禁止など、いったい何の意味があるのだろうか。感染症学者の机上の「正論」ばかりが取り上げられ、市民生活が犠牲になることはもうやめにしてもらいたい。試合は打線の活躍が目立つ立教が昨秋優勝の早稲田に快勝、慶明戦は予想にたがわず追いつ追われつの接戦の末母校慶應が勝利とあって、フラストレーションもやや解消され家路についた。

2021年4月20日 (火)

ウルトラQ 再放送

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人気取りばかりの小池都知事は都内にもまた緊急宣言発令を要請するのだという。この一年の経過で日本人にとって武漢ウイルスは「風邪のちょっと悪いヤツ」(慈恵医大:大木隆生教授)程度である事がわかったし、風邪やインフルエンザならウイルスが変異するのは当たり前なのにまた馬鹿げた緊急事態になるらしい。検査が普及すれば陽性者が増えるのは自明の理であると云うのに、今度は恐怖を煽るネタが「感染力が強い」「重症化率が高い」「第四派到来」なのだそうだ。毎度毎度ご苦労な事だ。私の周りの若い人たち、特に以前の部下たちはもうすっかりこの状態に慣れてしまい、屋内でのパーティや飲み会も躊躇せずに開いているようで、「高齢者」である私も時々これらに招待されては楽しんでいる。


一昨日の日曜日午後、皇居周回コースでジョギング中にマスクを着用している人を数えたところ、100人中45人であった。、同じ休日の昼過ぎという条件で昨年の今頃は50人中30人、昨秋は100人中50人がマスクをしていたから、マスクなどしていられない夏の暑い盛りでない今の季節でも着実にジョガーのマスク着用率は下がっている。「この程度のかぜ」「この程度の対策をしていればもう感染するリスクは小さい」と大多数の人たちが肌でわかっているのだろう。もちろん広々した皇居で走る時には私もマスクはしない。そもそも「大感染地」東京に住んでいても、周囲に誰も感染者がいないのだから実感が湧きようにない。「ベッドが逼迫」などと云われても、これは医師会やら医療業界の都合であることも明白になってしまい、そうそう脅しばかりに乗っていられないというのが大方の心のうちなのではないだろうか。


ということで武漢ウイルス報道ばかりのテレビはまったく見る気がせず、スイッチを入れるのは軍事・外交や政治報道のBSチャンネルである。先日、夜のBS報道番組を見終わり、他のニュースがないかとチャンネルホッピングをしていたら、なんと懐かしい”ウルトラQ"が画面が流れてきた。調べてみると1966年にTBSから流されたこの人気シリーズを、毎週月曜日の夜11時過ぎにNHK BSプレミアム(BS3チャンネル)で放送しているとの事だ。思わず飛び出した懐かしいモノクロの画面を見ていたら、毎週日曜日の午後6時から、食卓を囲みながら「てなもんや三度笠」に始まり「シャボン玉ホリデー」「ウルトラQ」や「アップダウンクイズ」などを家族そろって見た「昭和の夕ご飯」の情景が記憶に蘇ってきた。


宮内國朗作曲、アメリカのTV番組”トワイライトゾーン”にも似た独特のテーマ曲に続き、石坂浩二のナレーションで始まるウルトラQは、円谷英二監督による怪獣特撮放送であった。いわゆる怪獣ものの人気シリーズ番組なのだが、続編のウルトラマンシリーズとは一味も二味も違う「大人」向けの脚本である。宇宙開発や原爆実験の結果あらわれる怪獣や生物、高度成長で金に狂奔する怪獣など、それぞれのキャラクターには時代を象徴するなにがしかの社会的なメッセージが込められていた。当時中学生だった私は、ついテレビに熱中して箸が止まり母親に叱られたものだった。画面に流れる1960年代の東京の街並みや、劇中に展開する当時のサラリーマンの立ち振る舞いを見ていると、高度成長に向かうあの頃の熱気が伝わってくる。国を挙げて経済拡大に勤しみつつも、ちょっと社会派の匂いが漂う番組も多かった時代が懐かしい。

 

2021年4月18日 (日)

飛鳥Ⅱ 春の東北 大船渡・小名浜クルーズ Ⅱ タイムラプス動画編

 

理科系の妻(元祖リケ女)がこのクルーズに持ち込んだのが新しく買ったタイムラプスカメラ(Time Lapse Camera)である。lapseとは時の経過や推移という意味の英語である。このカメラは任意に設定した間隔で画像を連続記録するもので、あとで見ると長い期間に状況がどう変化したのがわかる。妻はこれをバルコニーの手すりに専用器具で取り付け、目の前の景色を4泊のこの航海中ずっと録画し、下船後も思い出を家で楽しもうという目論見だ。カメラをバルコニーに置いておいた場合は、潮をかぶる事が予想されるために、プラスチックの防水ケースでカメラ全体を覆うことにした。画像をとる間隔は1秒から1日の範囲で設定できるが、今回はクルーズと電池の消耗や景色の移り変わりを考慮し、1分毎にシャッターが切れれるようにしていた。できた動画はYOU TUBEにアップし、旅のあとも余韻や思い出を楽しもうとの魂胆だ。


クルーズ船への持参といえば彼女が10年以上前から必携するのがGPSロガーである。GPSデータロガーも一定の間隔ごとに現在位置(時刻、緯度・経度、高度など)を記録する器具で、何時・どこをどのように走ったのかの情報を家に持ち帰ることができる。帰宅後これを加工して自分のホームページに掲載し、旅の様子を時々思い出しては悦にいっているようだ。ただしこの機器は何日間も使用する仕様でないため、記憶されたデータを適宜吸い出してパソコンに取り込む必要がある上、乾電池は一日に一度交換しなければならない。妻は天気の悪い日も時々バルコニーに出ては、このデータロガーが正しく衛星からの電波をとらえているか、バッテリーが十分なのかチェックしている。そのほかに毎度おなじみ、クルーズ船に持ち込んでいる無線受信機では、操船のいろいろな指令やら航路の管制の声を秘かに聞いては興奮しており、とにかく船上ではあれやこれや情報をインプットすることに余念がない。学生時代の連続気象観測によって身についてしまったリケ女の習性といえよう。


そんな理系頭に対して超文系アナログ派の私は、クルーズ船に特別に持ってくるものと云えば、望遠鏡くらいである。ただ日課のジョギングでデッキをグルグルと回ると、景色が同じで何周したのか分からなくなるため、ゴルフのスコアカウンターは毎回持参することにしている。大叩きすると頭にカッと血が上るヘボゴルファーだった私にとっては、正しいスコアーを記録してくれる頼もしい用具だったが、それがまさかいまになって船上で役立つとは思わなかった。もっともゴルフのスコアカウンターは当然15までしか表示がないため、飛鳥Ⅱで7デッキを10キロ(23周)走ろうとすると、15周した後にリセットして1に戻す必要はある。船に乗ったら食事やショー、ダンスに寄港地観光など、24時間では遊び足りないほどすることで満ちているが、それに加えてジョギングはもとより、データの収録や機器のメンテなど、とにかく忙しく時間が過ぎていく。

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GPSデータロガー

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デッキ周回計(ゴルフのスコアカウンター)

2021年4月14日 (水)

飛鳥Ⅱ 春の東北 大船渡・小名浜クルーズ Ⅰ

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リドでのビュフェも再開


さきの週末は飛鳥Ⅱの「春の東北 大船渡・小名浜クルーズ」に乗船してきた。北上する桜前線を追いかけて岩手県大船渡や福島のいわき(小名浜)を4泊で巡るクルーズである。昨年11月に営業を再開した飛鳥Ⅱも、これまではウイルス対策として2~3泊程の短い日程が多かったが、やっと横浜から4泊のクルーズが出るというので乗船することにしたものだ。といっても今回の乗船客は約120名程度で夕食は当然一回制、船内はどこもガラガラでクルーの姿だけが目立つありさまであった。世界的にクルーズ船の運航が中止されているなか、いち早く感染症対策を施し動き出した日本の3隻の客船の英断に敬意を表したいが、恐怖を煽るメディアのせいで、春だというのに主な顧客であるシニア層はまだクルーズ船に戻ってきていない。といっても少ない乗船客のなかには、ロングクルーズだといつ乗っても見かける顔がチラホラで、挨拶を交わす言葉の端々からみな本格的なクルーズ再開を待ちわびていることが伝わってきた。


天候にも恵まれ、津波被害から復興する大船渡では市長らの歓迎を受け入港。大船渡は2005年にっぽん丸で訪れた時以来16年ぶりで、津波ですっかり変わってしまった港の周囲の景色に息をのんだが、大地震のあと、海辺にはどこも高い堤防が造られ、復興への意気込みを感じさせる風景となっていた。ここ岩手県では武漢ウイルスの感染者が極めて少ないなか、首都圏から来たクルーズ船に対する暖かい歓迎が嬉しく、この騒動が終わったらもっと多くのフネが寄港する事を願わずにはいられない。反対にこれまで多くのクルーズ船で賑わっていながら、ウイルス禍となると手のひらを反し、いま客船お断りとする港には平常に戻ってもこっちから願い下げしたら良いのだ。2港目の小名浜からは観光バスに揺られて1000年の樹齢を誇るという天然記念物の三春のしだれ桜ツアーを楽しみ、どっぷりと東北地方で観光気分に浸ることができた。


飛鳥Ⅱの船内も徐々に厳しかった感染予防策が緩和されてきている。リドグリル・リドカフェでの朝食やランチは再開直後はセットメニューしか出されなかったが、今回は以前のようなビフェスタイルに戻っていた。但しそれぞれが料理を取り分けるのでなく、カウンター向こうのサービスクルーが注文に応じてよそってくれる方式である。飛鳥Ⅱの乗客にはどうかと思われたスマホでバーコードを読み取るダイニングのメニュー呈示は、今回の乗船では従来の紙の印刷物に戻っていた。お馴染み飛鳥プロダクションによるショーは"BACK TO THE 80'S"と80年代ポップスをフュチャーしたもので、様々な試行錯誤を繰り返し、旧来の顧客の要望も考えつつも、やや若い世代に沿った改変をフネが試みていることがわかる。クラブ2100では社交ダンスはまだできなかったが、いずれ様子をみながら踊れるようになるだろう。もっとも今年からフォトショップがクローズになってしまったことはすこぶる残念で、規模を縮小してもよいので再開店して欲しいところ。船内では2025年に完成と発表されたばかりの飛鳥クルーズ新造船の話題が交わされ「それまで元気でいようね」とお互いの健康を祈りつつ、あっという間の4泊の旅から下船したのだった。


クラブ2100では感染防止でソファーが置かれダンスはできない。飛鳥ダンス(エイキー・ブレーキー・ハート)を早く踊りたい。
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2021年4月 6日 (火)

大木隆生チャンネル・大木提言・初めて分かった新型コロナ対策の実態

武漢ウイルスに関してあるサイトを眺めていたら、慈恵医大の「大木隆生チャンネル・大木提言」というタイトルのYouTubeがお薦めとあったので視聴してみた。大木隆生氏は年齢は58歳、父親が三井物産勤務だったため幼少の頃から海外生活が長く、慈恵医大を出た後はアメリカの大学病院で10年以上部長や教授を歴任、現在は母校の血管外科教授・診療部長という現役第一線、バリバリの外科医だそうだ。慈恵医大の対コロナ特別委員長補佐も務めたこともあり、武漢ウイルスに対する積極的な意見で安倍元首相や菅首相とも直かに面談し高く評価されたと彼自身がこの動画の中で述べている。大木提言のYouTubeシリーズは全部で11回、それぞれが10分強から最長20数分の長さなのだが、日本のウイルス対策に関する大木氏の理路整然たる批評に感心し一気に見てしまった。


そもそも血管を専門とする外科医がなぜ感染症について提言するかなのだが、大木氏は海外の医学論文をまったく苦にしないので、ウイルスに関するフレッシュな諸外国の研究や報告に触れるうちに、日本での対策に疑問を持つようになったとのことだ。すでに読売新聞や週刊新潮にコメントを出しNHKや朝まで生TVなどに出演はしたものの、「PCRをもっと受けさせるようにしろ」「緊急事態宣言が遅すぎる」「もっと自粛を」「変異ウイルスや第4波が心配」「ワクチンの副作用は」等と毎日毎日さんざん恐怖を煽るメディアでしゃべっても、番組制作側の意図に沿って切り取られてしまうため、自分の主張をきちんと発表するために動画を作ることにしたのだそうだ。


彼の主張は武漢ウイルスは、日本人始め東アジアの人々にとっては「ふつうの風邪よりちょっと強い程度、インフルエンザより弱い」風邪で、症状が軽くてすんでいると云う事実をベースにしている。日本でこの一年に武漢ウイルスで亡くなった患者は約6,000人でその平均年齢は79歳、そのうち推定で4,000~5,000人はもともと寝たきりや認知症の人々であり、高齢者施設や介護施設で亡くなっているのが実情であるとのこと。毎冬のインフルエンザによる死者1万人よりも圧倒的に死亡者数が少ないうえ、超過死亡率が例年より少ないことからみても武漢ウイルスは「ふつうの風邪のちょっと悪いヤツ」という認識が必要であると様々データをあげて解説がなされる。なぜ人々がこれほど恐れるのかといえば、大木提言は「メディアが悪い!」と、まさに核心をついた説明で小気味よい。


このブログでも疑問を呈した、十分なベッド数が国内にあるのに医療逼迫とは何かという問いにも、大木氏が明快な説明を展開している。エクモも人工呼吸器も国内には十分すぎるほど台数が揃っており、この一年間に患者が来ずに暇をかこつ医療従事者が多数存在する一方で、ウイルス感染者を受けいれた病院が深刻な事態になっている背景には何があるのか。これまでの国の医療行政から説き起こし、保健所や医師会の実態について、医療を提供する側からの率直かつ具体的な彼の説明・提言に瞠目する点が多々あった。また武漢ウイルスが、エボラ出血熱やSARS並みの対策が要求される感染症に分類されていることに対して、具体的な提言をこのYouTubeが示しているのも興味深い。ここでは武漢ウイルスに対して日本社会は「ゼロリスク」を求めず、もっと経済を回しながら早く普通の生活を取り戻し、これと共存することが賢い生き方である、というまっとうな意見が一流の医師の口から聞けるのである。我が意を得たりと納得しながらあっという間に全巻を見終わってしまった。

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